閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ヤマアジサイ

2010-08-31 | 樹木・花木
ヤマアジサイ(山紫陽花)だと思う。サワアジサイ(沢紫陽花)とも言うようだ。さすがに花はもう終盤になっていたが、標高がやや高い山の中では8月初めでもまだ咲き残っていた。オオマルハナバチ(大丸花蜂)が盛んに飛び回っており、花粉を集めるのに忙しそうだった。体型はクマバチに似ており、怖そうな顔をしている。








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ヤマホトトギス

2010-08-30 | 草花
ホトトギスの仲間はよく似たのが多いので判り難いが、花の斑点模様からヤマホトトギス(山杜鵑草)としておこう。花はもう終わる寸前で、咲き残りの一株だったようだ。ホトトギスはどれも面白い形と模様をした花だと思う。








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コオニユリ

2010-08-29 | 草花
もうすぐ8月も終わろうとしているのにまだ猛暑が続いているこの頃だが、10日間もこのブログを休んでいるうちに、煩いほど聞こえていた蝉の声が止んで、夜は虫の音も聞こえるようになり、多少は秋の気配が感じられるようになってきた。新しいPCの設定も何とか完了したので、また下手な写真の羅列になるが、ブログを再開することにしたものの、掲載する画像は今月上中旬に撮ったものばかりだから、やや時季外れの感は免れない。暫くは在庫画像が続くが、順不同で少しづつ並べていくことにする。今月上旬に奥三河に行った時に咲いていたコオニユリ(小鬼百合)だ。 スゲユリ(萓百合)とも言うようだ。








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オミナエシと蜂

2010-08-18 | 昆虫
先月末にも載せたオミナエシ(女郎花)の再登場だ。この花にもいろんな蜂が来ていたが、蜂の仲間は種類も多く、似たようなのが多いので名前の同定は難しい。1枚目の青い色の蜂は、たぶん去年の8月30日に載せたアオスジハナバチ(青筋花蜂)か、一昨年の10月10日に載せたルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)のいずれかのようだ。直ぐに逃げられてしまい、この1枚しか撮れなかったので、どちらなのかは判らないが、いずれにしろ、あまり見掛けない珍しい蜂だ。




黒っぽい蜂や茶色の蜂はよく見掛ける蜂のように思うが、俊敏に飛び回っていて上手く撮れないし、あまり近寄れば刺されそうなので、蜂の場合は何となく及び腰になってしまって、名前の特定には至らないことが多い。ササグモらしき蜘蛛は、蜂の攻撃を躱して上手く捕まえるものだと感心している。










暫く前からパソコンの調子が思わしくなく、ずっとイライラが募っていたので、1週間ほど前についに新しいのに買い換えた。ここ数日は保存データを移行するために残していた古いパソコンからブログを送信していたが、それも近いうちに下取りに出すことになっている。まだ新しいOSに慣れないこともあって、いろんな設定やソフトのインストールに何かと戸惑っており順調に進んでいない。今までどおり稼働させるまでにはもう暫く時間が掛かりそうだ。

今月初めに撮ってきた画像はまだそのまま外付けHDDに入れたままで、ブログに配信するためのリサイズ画像の在庫がなくなってしまった。ちょうどネタ切れになったということもあるが、新しいPCがまだ上手く使えないことから、このブログも当分の間休むことにした。期間未定で暫くの“夏休み”ということになる。この拙いブログを覗きに来ていただいている方々には、いずれ再開したらまたお付き合いいただくよう、お願い方々お知らせする次第である。
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ショウジョウトンボ

2010-08-17 | 昆虫
ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)の雄だと思う。雌は他のトンボと見分け難い茶色をしているようだ。先月10日に載せたハッチョウトンボも雄は同じ“赤トンボ”でも、大きさは2倍以上も違っていて、ショウジョウトンボの体長は数センチくらいはある。但し、正確に言えば、いわゆる“赤トンボ”と言うのはアカネ属のトンボのことを指しているそうだから、ショウジョウトンボも、もちろんハッチョウトンボも“赤トンボ”とは言わないらしいが、雄だけでも色が赤いのだから、“赤トンボ”でもいいように思う。





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サルスベリ

2010-08-16 | 樹木・花木
サルスベリ(百日紅)は夏の代表的な花だが、木なのに昨日載せたミソハギと同じミソハギ科だそうだ。よく見掛けるありふれた花で、満開に茂ってこんもりと咲いている花を眺めることはあっても、花に近寄って見たのは初めてだ。蕊の周りを6枚の縮れた花弁が取り巻いて付いているようだが、こんな風に咲いている花だとは思わなかった。花には白やピンク色もあるが、やはり真紅の花が、漢字で書いた名前のようにサルスベリらしいと思う。











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ミソハギ

2010-08-15 | 草花
ミソハギ(禊萩)は水田の畦や水辺に近いところで咲く夏の花だ。名前のとおり、宗教的な意味合いのある禊ぎに関係して、地方によっては、お盆の頃に使われる花らしい。





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ウツボグサとセセリチョウ

2010-08-14 | 昆虫
たぶんウツボグサ(靫草)だと思う。設楽町の面の木園地で咲いていた。名前は判らないが、セセリチョウの仲間が蜜を吸いに来ていた。








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ヒメヒオウギズイセン

2010-08-13 | 草花
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は、名前はスイセンとなっていても、ユリやヒガンバナと同じスイセンの仲間ではなく、アヤメ科の球根植物だそうだ。ヨーロッパから入ってきた園芸種が野生化してしまったようで、6月から7月頃に空き地などで咲いているのをよく見掛ける。





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ツチアケビ

2010-08-12 | 草花
ツチアケビ(土木通)は変わった形をしたランで、葉がないので光合成をせず、菌類と共生している腐生植物だ。実がアケビに似ていることが名前の由来だとか。これも載せるのが遅くなってしまったが、7月下旬に面の木峠の木地師屋敷跡で咲いていた。











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トリアシショウマ

2010-08-11 | 草花
チダケサシとそっくりだが、葉の様子からトリアシショウマ(鳥足升麻)だろうと思う。設楽町の面の木峠の道端で咲いていた。ユキノシタ科チダケサシ属だというからチダケサシの仲間だ。





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チダケサシ

2010-08-10 | 草花
アスチルベの仲間だと言えば間違いないだろうが、たぶんチダケサシ(乳蕈刺、乳茸刺)だと思う。過去のブログ画像を調べてみたら、2年前の7月31日にも載せたことがあった。





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ミドリヒョウモンとオカトラノオ

2010-08-09 | 昆虫
オカトラノオ(丘虎の尾)は先月2日にも載せたので二番煎じになるが、昨日のヌマトラノオのところでも触れたように、オカトラノオはイヌヌマトラノオのもう一方の親戚筋の系統にあたる。ちょっとややこしいが、面の木峠の木地師屋敷跡の湿地で咲いていた花に、たぶんミドリヒョウモン(緑豹紋蝶)ではないかと思われる蝶が来ていた。蜜を吸うのに忙しいようで、近寄っても逃げずに暫く付き合ってくれた。














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ヌマトラノオ

2010-08-08 | 草花
先月17日にオカトラノオとヌマトラノオの交雑種であるイヌヌマトラノオを載せたが、これがその一方の親戚筋の系統にあたるヌマトラノオ(沼虎の尾)だ。葉は細めで花穂がまっすぐ立っているのが特徴だという。小さな花には蟻や蜂などの虫がたくさん集まっていたが、甲虫の仲間と思われる名前の判らない黒い小さな虫がおり、他の虫のように花粉を食べたり蜜を吸うのではなく、花をそのまま囓っているようだった。

















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カキラン

2010-08-07 | 草花
載せるのが遅くなってしまったが、先月下旬に面の木峠の木地師屋敷跡に行った時に湿地で咲いていたカキラン(柿蘭)だ。花はもう終わりかけていたから、見頃は7月初めから中旬頃だったのだろうか。





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