閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

マメコガネ

2017-08-31 | 昆虫

過去にも何度か載せているマメコガネ。日本固有の小さなコガネムシの仲間だが、農家には作物の葉を食い荒らす害虫として嫌われている。最近ではヒアリが外国から侵入してきて話題になっているが、このマメコガネは、ヒアリのように人を刺す害虫ではないが、100年ほど前に日本からアメリカに渡って行き、農作物に甚大な被害をもたらしている“ジャパニーズ・ビートル”と呼ばれる厄介者だ。








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ゴマフトビケラ

2017-08-30 | 昆虫

地味な色のマイナーな昆虫ばかり続くが、ゴマフトビケラのようだ。2か月ほど前に岐阜県高山市まで遠出した時に山中の川の畔の草むらで見掛けた体長2㎝くらいの虫だ。幼虫は水中で生活しているという。





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サビキコリ

2017-08-29 | 昆虫

2か月ほど前に撮った画像だが、たぶんサビキコリだろう。名前のとおり、錆びたような茶褐色の地味な質感をしたコメツキムシの仲間で、体長1.5㎝ほどの甲虫だ。










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ホオズキカメムシ

2017-08-28 | 昆虫

このところブログネタになる綺麗ないい虫に出会っていないので、またカメムシの画像になってしまうが、地味な茶褐色の躰に太い脚と小さな棘状の突起が目立つカメムシだから、たぶんホオズキカメムシではないだろうか。ホオズキやナス、トマトなどのナス科植物を食い荒らす害虫だが、どいう訳か、ナス科ではないのに道路脇のヘクソカズラの蔓で落着きなくウロウロしていた。








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ブチヒゲカメムシ

2017-08-27 | 昆虫

道端に生えていたヒカゲイノコヅチと思われる雑草に留まっていたブチヒゲカメムシ。髭が斑模様になっているからこの名が付いたのだろう。イノコヅチのような“ひっつき虫”の葉を食べるなら益虫になるのだろうが、マメ科やナス科、ウリ科などの作物を食い荒らし、稲穂も食害するから、農家にとっては憎たらしい害虫だ。








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ベッコウハゴロモ

2017-08-26 | 昆虫

公園の生垣のニシキギに留まっていたベッコウハゴロモ。3年前の9月にも載せたことがあるが、アオバハゴロモアミガサハゴロモと同じ仲間で、ヨコバイ亜目に分類されるセミやアブラムシなどの遠い親戚だ。








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オオスカシバ

2017-08-24 | 昆虫

過去にも何度か登場しているオオスカシバ。公園の生垣のアベリア(ハナゾノツクバネウツギ)の花に吸蜜に来ていた。ホバリングしながら器用に蜜を吸う昼行性の蛾の仲間だ。








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アゲハ

2017-08-23 | 昆虫

アゲハとかナミアゲハという名前が付いているありふれたアゲハチョウ。近くの公園の花壇にいたが、羽化してから日にちが経っているようで、翅は傷んで鱗粉もだいぶ脱落していた。雌雄は模様が同じだから判別は難しいが、♀は♂より腹部が太いという。 これはいずれなのだろうか。ナミアゲハはキアゲハとよく似ているが、両者は前翅の基部の黒い模様が違うから見分け易い。幼虫の食草は、ナミアゲハがミカン科植物でキアゲハはセリ科植物だから、同じアゲハチョウの仲間でも互いに競合しないよう、上手く棲み分けしている。





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ベニシジミ

2017-08-21 | 昆虫

昨日載せたヤマトシジミの傍にいたベニシジミの夏型の♂。春型に比べて前翅表側のオレンジ色が少なく殆ど黒褐色。幼虫の食草がどこにでも生えているスイバやギシギシなどだから、北海道から九州まで全国で見られるありふれたシジミチョウだ。










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ヤマトシジミ (2)

2017-08-20 | 昆虫

ヤマトシジミの♂。翅の表側の青色が綺麗だ。







♀は翅の青い部分が少なく、ほとんど黒褐色の地味な色をしている。葉裏に卵を産み付けるかと思って見ていたが、吸蜜に忙しそうだった。





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ヤマトシジミ (1)

2017-08-19 | 昆虫

道端で見掛けたヤマトシジミ。幼虫がカタバミを食草としているから、どこにでも生えているカタバミの近くで見ることが多いありふれたシジミチョウだ。ヤマトシジミは本州以南に分布し、青森県北部や北海道にはまだいないらしいが、温暖化の影響なのか、生息地が次第に北上してきているというから、いずれは津軽海峡を渡って行くのかもしれない。








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チョウトンボ

2017-08-14 | 昆虫

チョウトンボは、他のトンボに比べて腹が短く、体長は3㎝くらいしかないのに、その割に後翅は幅が広くて大きいからゆっくり飛ぶ。蝶のようにヒラヒラと舞うように飛ぶからチョウトンボとなったのだろう。近くの枝先か低い葉の上に留まってくれないかと思って待っていたが、なかなか望みどおりにはいかなかった。汗が滴り落ちるほどの蒸し暑さに待ちきれず、飛んでいるのを追いかけて撮ってみた。距離がやや遠かったので、画像はトリミングして拡大してある。





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ホソミイトトンボ

2017-08-13 | 昆虫

たぶんホソミイトトンボではないかと思うが、違うかもしれない。青色が少し目立つから、止まっていれば存在は確認できても、他のイトトンボよりひと回り小さくて細いから、よく目を凝らさないと見逃してしまうほどだ。体長は3㎝くらいだろうか。春日井市のグリーンピア春日井で見掛けた小さなトンボだ。










サイズは同じくらいで、色もよく似ているが、これは違う種類だろう。手元の図鑑でははっきりと分からなかったが、もしかしたらクロイトトンボかもしれない。夏休みで混んでいるだろうが、いい機会だからいずれ図書館に行って大きな図鑑で調べてみるつもりではいるが、小さなトンボは、同じ種類でも、雌と雄、未成熟のものと成虫、発生した季節による個体差などによっても違うし、よほどの特徴がない限りは、実際に捕まえて胸や頭、眼の模様などを確認しないと、撮ってきた写真を図鑑と比べただけでは正確には分からないだろうと、ほぼ諦めている。


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モノサシトンボ

2017-08-12 | 昆虫

モノサシトンボだろう。体長は4~5㎝で腹の節に白い模様があり、物差しのように見えることが名前の由来だという。分かりやすい名前だが、1目盛がたぶん6~7mmくらいしかなく、ちょっと中途半端なように思う。少し大き目のオオモノサシトンボというのもいるから、それなら1目盛が1㎝になかもしれない(笑)。1枚目が瀬戸市の海上の森で見掛けた♀で、小さな虫を捕食中だった。後の2枚は豊田市の松平郷園地で出会った白い脚が魅力的な♂。去年は同じ頃にここで交尾中の“ハートマーク”のカップルに出会ったが、今年は見なかった。











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キイトトンボ

2017-08-11 | 昆虫

去年8月にも載せたキイトトンボ。初めの2枚は腹の黄色が鮮やかでないし腹の先端上部に黒い模様がないようだから♀で、3枚目は全体に黄色が鮮やかに見えるし腹部先端に黒い模様があるから♂だと思う。最後の4枚目は、まだ羽化して間がない未成熟の♀のように見える。











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