生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

誰も知らない私の悩み

2013-05-12 20:05:42 | あかしの紹介

上の写真は、母の日のプレゼントとして息子夫婦から送られてきたものです。


昨日は教会でゴスペルシンガーのKiKiさんを迎えてのティータイムがありました。ティータイムは、教会で年に一度行われる婦人のための集会です。


手作りお菓子と紅茶を飲みながらの集会です。あいにくの雨でしたが満席で、120人以上の人たちが集まりました。

KiKiさんは北海道に住んでおられます。土浦めぐみ教会に来られたのは3回目です。最初は2009年教会コンサートで、2010年にはティータイムに来てくださいました。KiKiさんに関することは以前のブログに書いています。

KiKiさんに了解を得ましたので、証しの一部を紹介させていただきます。


ゴスペルに惹かれて27歳のとき渡米され、『誰も知らない私の悩み』という曲を聞いて心打たれました。
それは、私のことを誰も知ってくれないと嘆く歌ではなく、「Nobody knows but Jesus」、つまり、主イエスはちゃんとわかっていてくださる、悲しみ、苦しみをイエスは知ってくださっているという救いと希望のメッセージが込められた歌でした。
当時歌詞の意味はわかりませんでしたが、このときゴスペルと出会ったのです。

その後、ゴスペルを知るためには神を知る必要があると思い教会へ行きました。最初は、違和感を抱いていたのですが、隣に座った人がいきなり「あなたのために祈ります」と言って祈りはじめました。

その後、お母さんが乳がんになったとき、その人の祈りを思い出しました。
そして、神の存在を信じたいと思うようになり、洗礼を受けました。水をくぐったことにより、少しずつ変わっていきました。それまでは弱い面を人に見せることができなかったのですが、心の鎧がはがれました。

ゴスペルを歌うようになり、これからというとき、乳癌の宣告を受けました。トリプルネガティブ乳癌で予後の悪い癌でした。再発、再々発もしました。でも、抗癌剤治療を受けずにゴスペルを歌うことに決めました。


と言って、賛美されました。人々にいやし、希望、力を与えたいという思いを込め、いのちをかけて賛美するその姿に涙があふれました。



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KiKiさんを迎えてのティータイム

2010-06-27 16:08:08 | 教会

KiKiさんを迎えてのティータイム、無事終了しました。
KiKiさんは先月、体調をくずしておられると聞いていたので、祈りに祈っていました。
一昨日の夕方、会場準備をしていると、KiKiさんが元気そうな姿で教会に来られました。

ティータイムは、教会で年に一度行われる婦人のための集会です。教会の婦人たちはそれぞれ役割分担をし、準備をします。

各自持ち寄った手作りお菓子を盛り付け、フィンガーゼリーと飲み物を用意してテーブルセッティングをします。小さいお子さんを連れてくる方もおられるので託児の準備も整え、駐車場には誘導係がスタンバイします。

1テーブル8人座れるように席を整え、テーブルリーダーがホストの役目をします。昨日はほぼ満席で、120人ぐらいの人たちが訪れました。

いのちの大切さを語るKiKiさんの歌声は、深く魂に届きました。

KiKiさんは、先月北海道で行われたZepp liveの3日前から声が出なくなり、病院で点滴を受けられたそうです。
点滴室には誰もいなかったのに、抗がん剤治療のため点滴を打っている3人の女性が見えたそうです。
脱毛のためにかつらをかぶっている人や、爪があれている人、涙をぽろぽろ流している人……。はっと気がつくと、そこには誰もいなかったのですが……ライブコンサートが始まってもその3人の人のイメージが消えなかったそうです。そして3人の人の背後にイエスさまがおられたと言われました。

そのとき「誰に対して何のために歌うのか」を問いかけられたようだったと……。
声が出ないからと土下座する覚悟でコンサートにのぞむと、口をあけたとたんに声が出て、一曲、一曲、これで最後と思いながら賛美し、予定していた曲すべてを歌うことができたそうです。
神様がKiKiさんに力を与えて下さったのだと思いました。

弱さを実感し、自分の力ではどうしようもないと思ったとき、神様が働かれるのですね。

今晩は教会でKiKiコンサートが行われます。わたしのこれからの奉仕は、家で祈ることです。

KiKiさんのティータイムとゴスペルコンサートのお知らせ

2010-06-25 12:31:18 | 教会


わたしの通っている土浦めぐみ教会に明日、ゴスペルシンガーのKiKiさんが北海道から来てくださいます。

KiKiさんが土浦めぐみ教会に来て下さるのは2回目です。去年8月にコンサートが行われました。そのときのことはブログ に書いています。

KiKiさんは2005年に乳がんの手術をされ、3年後に再発。がんと闘いながら全国でコンサートをされています。
魂の叫びを歌にして、人々にいやし、希望、力を与えたいという思いを胸に、全生命をかけて活動を続けておられます。

詳しくは土浦めぐみ教会のHPのお知らせをごらんください。
ティータイムでは手作りのお菓子とお茶をいただきながら、KiKiさんのお証しと弾き語りを聴きます。
(わたしもクッキーを焼きました)

 

   ティータイム(女性対象)
日時 6月26日(土)10:00~11:30
場所 土浦めぐみ教会ホール
参加費 無料
    
    ゴスペル教室
日時 6月26日(土)19:00~21:00
場所 土浦めぐみ教会礼拝堂
参加費 1000円
    
     ゴスペルコンサート
日時 6月27日(日)17:30開場 18:00 開演 
場所 土浦めぐみ教会礼拝堂
参加費 無料  

KiKiコンサート

2009-08-08 21:44:47 | 日記

KiKiさんのコンサートに行ってきました。友人が車に乗せてくれたので行くことができました。(感謝!)

感動で胸がいっぱいで、何と書いたらよいか言葉が見つかりません。コンサートはPM6:00からだったので夕食の支度をしてから出かけました。幸い主人は夕方から外出したので気遣う必要もなく行けました。

8:00には家に帰りましたが、夕飯を食べていないことを忘れていました。おなかがすいているのを感じないほど熱くなっていました。

乳癌であるとはとても思えないほどのパワフルな歌声に圧倒されました。弾き語りも素晴らしかったです。

8年前のストップ・ザ・ドラッグのときにも聞きましたが、KiKiさんのお兄さんが覚醒剤で逮捕された話をされ、優しいお兄さんを想って作った歌をうたってくださいました。わたしは涙が止まりませんでした。

KiKiさんがイエス様に出会う前は、本当は寂しいのに「寂しい」とは言えなくて、本物の愛を求めているのにみつからなくて、虚しさの中にいたそうです。わたしもそうでした。

イエス様に出会って変えられ本当の愛を知り、神様に向かって心から賛美している姿をみて、わたしはあることに気付かされました。

最近のわたしの作品に、欠けているものが何かわかったのです。それは情熱です。イエス様がして下さったことの感動からくる情熱が欠けていたのです。
だから、作品を書き終えたとき、何か物足りない気がしていたのです。

作品だけでなく、わたし自身に欠けていたものでした。
コンサートでそのことに気づかされ、KiKiさんに現わされている神様の栄光を見て、わたしも熱くなりました。

最後は和眞衣香さんに振り付けを教えていただき、一同が立ち上がって踊りながら共に賛美しました。

コンサートの後、KiKiさんの証しを聞いたことがきっかけで「リピート・シンドローム」を書いたことを話し、手紙と本をお渡しすることもできました。大勢の人がいたので1分ほどしかお話しできませんでしたが、感謝の気持ちを伝えられてよかったです。

KiKiさんの健康が支えられ、これからも多くの人に力を与える音楽活動が続けられますよう心からお祈りします。

2つのお知らせ

2009-08-05 21:29:46 | 日記

日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)の理事長であり、わたしのペンネーム土筆文香の名づけ親でもある霞が関キリスト教会の牧師、池田勇人先生がNNNドキュメント(日本TV系列)に出演されます。

日時は 8/9 24:50~です。再放送は8/15 24:00~

NNNドキュメントHPには次のように紹介されていました。


戦地の夫に宛てた手紙が60数年ぶりに妻の手に戻った。「坊やが貴方のことを尋ねますの。(中略)お父ちゃんどうぞお元気で最後までガンバッテ下さい」硫黄島で手紙を拾った元アメリカ兵が「差出人を探して返してほしい」と友に託したものだ。妻・きく枝さんは89歳。心臓病に加え痴ほうが進行しているが毎朝、夫の遺影に手を合わせることは忘れない。手紙に登場する「坊や」も65歳。手紙を見て涙が止まらなかった。遠くを見つめていたきく枝さんがひと言つぶやいた。「手紙よりもあの人に帰ってきて欲しかった…」奇跡的に遺族の元に舞い戻った手紙が、伝えるものは何か?


この手紙を運んだのが池田先生ご夫妻だそうです。 

 
8日(土)PM6:00~7:30には、わたしの所属している土浦めぐみ教会でゴスペルシンガーKiKiさんのコンサートがあります。

KiKiさんは2001年9月つくば市のノバホールにて行われた「ストップ・ザ・ドラッグ」のコンサートに出演されていました。そこであかしをされ、それを聞いたことがきっかけとなってわたしは小説を書きました。それが2004年に出版された「リピート・シンドローム」です。

KiKiさんとは直接お話ししたことはありませんが、ぜひコンサートに行きたいと思っています。
明日6日(木)PM7:00~9:00にはワークショップも行われます。

詳しくは土浦めぐみ教会HPでご覧ください。


KiKiさんのプロフィールより

日本人離れしたソウルフルな歌声は多くの人を魅了し、新聞、雑誌、TVなどでも多く取り上げられている。シンガーであると同時に、北海道に点在するクワイアの指導などゴスペルの指導者としても活躍中。
 2004年12月には生チョコレートで有名な「ロイズ」のCMソング「空へ」も収録されている待望のアルバムをリリース。2009年2月にJAYE公山プロデュースの4作目ミニアルバム「Pray LikeThe Rain」をリリース。
 昨年、乳がんが再発し余命1年と宣告されたが、強い副作用を伴う抗がん剤の治療を受けるより、神と人との前で大胆に生きることを選択し音楽活動を続ける。現在、多方面で活躍し、多くの人を励ましている。


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