“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『月』の巻

2024-01-08 | 劇場鑑賞した映画







本年もなにとぞ

宜しくお願い申し上げます

          

既に始まっている
映画の賞レース
多くの賞を受賞している
石井裕也 監督作品

実際に起きた
障がい者殺傷事件を
モチーフにした辺見庸さんの
同名小説を映画化



 SY   ・ ~ ・ ~  ~  ~ ・ ~
夫と2人で暮らす元作家の堂島洋子は
森の奥深くにある重度障がい者施設で
働きはじめる。
同僚には 作家志望の陽子や
絵の好きな青年さとくんらがいた。
洋子は 他の職員による入所者への
酷い扱いや暴力を目の当たりにするが
それを訴えても聞き入れてもらえない。
そんな理不尽な状況に憤るさとくんは
正義感や使命感を
徐々に増幅させていき...。
 ~  ~  ~  ~  ~  ~ ・ ~  

目を背けてはならない大問題作
ただ 興味本位で観る作品でもない。
しっかりと鑑賞すべき作品
向き合う覚悟がナイのなら
多分 すごーく後悔する。
それだけ 衝撃的
原作「月」は 文字なので
自身の想像具合で いかようにも
その衝撃を和らげる事ができるが
映像となると...。


出演者が良かったんだよ
主人公 元作家の洋子に宮沢りえサン。
彼女を“師匠”と呼ぶ夫に
オダギリジョーサン。
同僚の作家志望の陽子に
二階堂ふみチャン。
同じく同僚の 絵の好きな
青年さとくんに 磯村勇斗クン。


二階堂ふみチャンと磯村勇斗クンは
この作品で 多くの賞を受賞
本当に素晴らしい演技だった。
主演の宮沢りえサンや
オダギリジョーサンも
もっと評価されてイイと思う
二人の静かな演技があって
若い二人の衝動的な役が
活かされていると思うから。

あぁぁぁ~ぁ
観ちゃったよ
・・・・・
なんか 言葉に詰まる。
すごい衝撃で...。
心身が重い
苦しい
本音と建前の対峙シーンは
自分の耳を塞ぎたくなった。

年始 早々に鑑賞する作品では
なかったような気がする
★★★★ < 星4.0ツ>

◆追伸◆

能登半島地震で
お亡くなりになられた方々の
ご冥福をお祈り申しあげます。
また 今もなお 苦しまれている
皆様が これ以上の悲しみに
見舞われないことを
祈っています。


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