“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

長崎への旅 第2巻<軍艦島 後編>

2022-03-18 | 旅やドライブ

昨日までは6月上旬の気温で
暖かい日だったが
今日は  寒~い

    *  

 
個人的に一番楽しみにしていた
軍艦島クルーズ
長崎半島から西に約4.5km、
三菱石炭鉱業(株)の主力炭鉱があった
高島から南西に約2.5km、
長崎港から南西 約18kmの沖合に位置する
端島(はししま)

端島は 南北に約480m、東西に約160m、
周囲約1200mという小さな海底炭鉱の島で
岸壁が島全体を囲み、
高層鉄筋アパートが建ち並ぶその外観が
軍艦「土佐」
似ていることから軍艦
呼ばれるようになった世界遺産
明治日本の産業革命遺産として
ユネスコ世界遺産に登録されている。



年間の1/3は上陸困難で
条件が整わないと
上陸できない場所。
天気天候の状況
全てが整った“奇跡の日”
ガイドさんもお墨付きの日
滞在時間や見学区域・通路は
事前に定められ
上陸には約書の提出を求められる。


ドルフィン桟橋
から日本最古の7階建て
鉄筋コンクリート造の高層アパート
「30号アパート」を臨む場所まで歩く

ある研究団体が「30号アパート」
現存できるのは今年の夏まで...と
予測したことが発表され
この景観を目にするのは
これが最後かも...
崩れてしまう...らしい。


おそらく現代では為し得ない
とてつもない近未来島だったに
違いない軍艦島
正に産業革命遺産だ。

廃墟の島としての認識が
強かったワタクシ
実は近未来島の姿であり
その生活を想像できる建物を
拝むことができて
なんだか 色々な思いが
心の中を駆け巡ったよ

廃墟だったが...。
ワタクシにとっては
眩しい島だった。

第3巻<出島>につづく 


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