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2019年の自殺者数が1万9,959人と統計開始の1978年以来最少

2020-01-18 | 社会・経済
 警察庁の集計(速報値)で分かった、2019年の自殺者数が統計を開始した1978年以来、最少の1万9959人となった(1月17日)。減少は10年連続で、人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)も前年より0.7人減り、15.8人となった。速報値が2万人を切ったのは初めてである。ただし、3月発表の確定値は例年増加する傾向にあり、最終的な自殺者数は2万人超となる可能性がある。
 速報値を男女別でみると、女性はこれまでで最少の6,022人(18年比528人減)。男性は女性の約2.3倍の1万3,937人(同353人減)に上った。
 都道府県別では32都道府県で減少、14県で増加し、鳥取は前年と変わらなかった。最多は東京の2,107人で、大阪1,191人、埼玉1,100人、愛知1,062人、神奈川1,057人と続いた。最少は鳥取の80人。
 ◆自殺者数
   2019年 19,959人
   2018年 20,598人
   2017年 21,321人
   2016年 21,764人
   2011年 30,651人
   2003年 34,427人(1978年から統計を取り始め、最も多かった)

 今日の天気は曇り。雲が少し厚いのか、全天傘を被った様な明るさだ。
 散歩道沿いの”ロウバイ”に花が咲きだした。毎年、正月の半ば位に咲く。花の中心の色は花びらと同じ黄色。これは”ソイシンロウバイ(素心蝋梅)”である。
 ”ロウバイ”には主に、2種類ほどが知られている。”ロウバイ(蝋梅)”と”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”である。”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、中央部の色も黄色、花弁も花中心も同じ(黄色と同色)。
 名(ロウバイ:蝋梅)の由来には、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」説がある。
 ロウバイ(蝋梅)
 別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
 学名:蝋梅 Chimonanthus praecox
    素心蝋梅 Chimonanthus praecox f. concolor
 ロウバイ科ロウバイ属
 落葉低木(丈は2m~4m)
 原産地は中国、17世紀頃に渡来
 開花時期は1月~3月
 花径は2cm程
 果実の種子は、抑制性神経伝達物質の放出を阻害して痙攣を誘発する有毒物質「カリカンチン」を含む



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