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アルコール過剰摂取は怪我の元

2017-07-19 | 健康・病気
 筑波大学医学医療系吉本尚講師らの研究グループは、3大学の学生を対象とした調査により、短時間での多量飲酒(ビンジ飲酒)を年1回以上経験している学生は、そうではない学生と比べて過去1年間のアルコール関連外傷の経験が25.6倍となることを多施設横断研究によって明らかにした。
 アメリカやノルウェー、スペインの先行研究で報告されている、月1回以上のビンジ飲酒などの短時間での多量飲酒を行っている学生のアルコール関連外傷は3.9~8.9倍増加という数値と比べると、先行研究よりも少ない頻度(年1回以上)にもかかわらずきわめて高い値である。・・日本人は欧米人よりアルコールに弱いと言う報告があるようだ。因みに、多量飲酒を無自覚の学生が7割超とか。
 ビンジ・ドリンキング(短時間での多量飲酒)の世界標準指標はないが、
 日本
 三重大学の吉本尚先生が、2時間で男性が50g、女性40gとして学生の調査をしている
 英国
 研究者は、1度に男性なら8ユニット(64g)、女性なら6ユニット(48g)を超える量を飲むこと
 米国
 血中濃度が0.08%に達するアルコール消費
 1度に、男性なら5杯(70g)以上、女性なら4杯(56g)以上を約2時間以内に飲むこと

 晴れ。朝は早朝に雨があったようで、少し涼しい。陽が上がると暑い。
 駐車場の隅で”アザミ”が花・蕾を付けている。とても大きく、ドラム缶程だろうか。
 ”アザミ”とはキク科アザミ属の多年草の総称で、日本には100種以上(世界では250種以上)あるとされる。どれもよく似ており分類が難しいと言う。このアザミは春~夏に咲く”ノアザミ”・・と思う。
 名の由来には諸説あり、沖縄八重山方言の「トゲ」を意味する「アザ」からの説、綺麗な花の傍の葉に近ずくとトゲに刺される→あざむく、からの説、などがある。
 別名に刺草(しそう)。花は美しいが触ると葉・総苞にトゲが多いので痛い。この花はスコットランドの国花で、「夜の闇にまぎれて攻撃しようとした敵兵が薊のトゲを踏み、その痛さ声を出したのでスコットランドの人々が攻撃を察知した。」との事からの由縁。因みに、イラクサ(刺草・蕁麻)は、イラクサ科イラクサ属の多年生植物の一種、または総称である。
 アザミ(薊)
  アザミの仲間で春~夏にかけて咲くのは”ノアザミ”
 キク科アザミ属
  種は、世界に250種以上、日本では100種以上あるとされる
 多年草、丈は0.5m~1m
 開花時期は5月~8月
 花は小さい管状花の集まりで、頭花と言う
 小さな実(痩果)の先端に綿毛(冠毛)が付いて、風で遠くまで飛ぶ