なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

カニチュ吹奏楽部ファミリーコンサートのポスター完成です

2016年05月26日 12時21分46秒 | 吹奏楽関連情報
新生のカニチュ吹奏楽部20名の初コンサートです、みなさん応援お願いいたします。
先生のご了解が、いただけましたので、当日ビデオ撮影をボランティアサポートさせていただきます、もちろんDVD制作します。
ご入用の方は、吹奏楽部の部長さんに連絡してください。



3か月予報 梅雨は大雨 その後猛暑へ

2016年05月26日 08時36分09秒 | ブログ

3か月予報 梅雨は大雨 その後猛暑へ

   2016年5月25日 18時38分

6月・7月・8月の予報は?

6月・7月・8月の予報は?

 
この3か月は、平年よりも気温の高い日が多いでしょう。特に、梅雨明け後は太平洋高気圧の張り出しが強まり、西日本から東日本を中心に暑さが厳しくなりそうです。降水量は7月が西日本、東日本、北日本ともに平年並みか多い予想で、梅雨末期の大雨などに気をつける必要があります。最新の3か月予報です。
 

梅雨時期は大雨に、梅雨明けは猛暑に注意

6月から8月にかけての最新の3か月予報が発表されました。

降水量は、北日本、東日本、西日本ともに平年並みか多い予想となっています。
沖縄・奄美はほぼ平年並みでしょう。
3か月の中で7月は、北日本、東日本、西日本ともに平年並みか多い予想が出ています。

7月ともなれば、例年雨の多い梅雨末期の頃と重なりますので、大雨に注意が必要です。

また、気温は平年よりも高い日が多いでしょう。
沖縄・奄美は6月、7月、8月ともに平年よりも高い予想です。
北日本、東日本、西日本は、6月はいずれも平年並みか高く、7月は平年並みとなっています。
8月は北日本はほぼ平年並みですが、東日本は平年並みか高い、西日本は高いと予想されています。
沖縄・奄美は夏を通して厳しい暑さになりそうですが、
西日本と東日本は夏の後半になるほど平年より暑くなることが懸念されます。

すでにこの5月中、急に気温が上がる日に熱中症搬送者数が増えています。
屋外の活動は熱中症に気をつける必要がありますが、
暑い夏に向けて、熱中症にかからないような強い体をつくることも大切です。
こまめに水分や休憩をとりながら、1日30分程度はウォーキングやランニングを行うように心がけましょう。
長期予報(3ヶ月)

長期予報(3ヶ月)

 

大雨や猛暑の理由は?

大雨や猛暑が懸念される理由としては、
太平洋高気圧の張り出し方が変わってくると予想されるためです。
高気圧が南から勢力を広げ、日本付近を覆うほど、日本に晴天と暑さをもたらします。

今年の太平洋高気圧は平年に比べて、日本の南で西への張り出しが強まることが予想されています。
このため、高気圧の縁辺に沿って、湿った空気が日本付近に流れ込みやすい状況となり、
梅雨の間は、平年に比べて雨の量が多い予想です。

今年は今後ラニーニャ現象が発生する可能性が高いとされています。
ラニーニャ現象は、太平洋高気圧を強めて日本に猛暑をもたらす傾向にあります。
このため、梅雨明け後は次第に南からの太平洋高気圧の張り出しが強まって、厳しい暑さになるでしょう。
特に、西日本から東日本を中心に暑さが厳しくなりそうです。

まもなく梅雨前線が北上すると、いよいよ九州や四国、本州も「梅雨入り」となりますが、
雨のシーズンを前に、大雨の備えや暑さを乗り切る対策を考えておいた方がいいでしょう。

※北日本は北海道・東北地方、東日本は関東甲信、東海、北陸地方、西日本は近畿、中国、四国、九州としています。

青々と伸びゆく竹。この生命力に生かされています

2016年05月26日 08時30分48秒 | ブログ

青々と伸びゆく竹。この生命力に生かされています

 

青々と伸びゆく竹林

青々と伸びゆく竹林

みなさんは八百屋の店先に筍がつまれたとき、きっと春の息吹を感じたことと思います。
今月の初めには笹の葉につつまれた粽を食べた方も多いことでしょう。
竹は日本人のくらしに道具や工芸品として昔から利用されてきました。近年は便利さからプラスチック製品が使われていますが、やはり笊や簾、またお寿司に添えられた笹の葉など、本物を目にしたり手に取ったりするとホッとしますね。今でも私たちの身の回りには自然の中で育った竹がたくさん使われているんですよ。そんな竹についてちょっと振り返ってみたいと思います。
 

竹の一生。 上へ、大空へと伸びてゆく竹ですがいったいどんな植物なの?

竹の花:バンブーガーデン
竹の花:バンブーガーデン
いつも鮮やかな緑の竹は生命力の象徴としておめでたい植物のひとつです。まず思い浮かぶのはお正月の門松でしょうか。また建築工事の無事や家の繁栄を祈る地鎮祭では、祭壇をつくる場所は竹を四方に立ててしめ縄を張り神聖な場所とします。いつも鮮やかな緑を保ち冬でも枯れないこと、またしなやかで丈夫だということから「生命力」や「成長」の象徴として飾られますが、いったい竹はどんな植物なのでしょうか?

タケノコ堀りなら竹林へ、というのは常識ですが、ではタケノコはどのように生えているのかご存じですか?
じつは土の下に竹そっくりな地下茎があります。その節から芽がでて新しい竹が誕生するのです。それがタケノコです。美味しいタケノコが欲しかったら土の中にある物を探せ、土の上に顔を出してしまったらもう堅い、といわれるのがこの芽の出方からよくわかります。タケノコの生長は速いのでタケノコ掘りに行った時には大地の息吹を見逃さないようにしてくださいね。竹はなんと1日で1m伸びることもあるそうです。通常はおよそ数ヶ月で立派な竹になります。竹材として利用するものは3年から5年くらいが適切ということです。地下茎も地上の竹に負けずに伸びていき、やがて竹林を形成していきます。

ところで、お気づきになりましたでしょうか?
竹は他の植物のように毎年花を咲かせ、受粉によって実をつけその実が新しい芽を吹いていく、という繁殖過程をとらない植物だということです。
このような無性生殖をする竹ですが、たった一度だけ花を咲かせ実をつけます。それは枯れる直前です。子孫を残すための自然の力でしょうか。竹の寿命は長く、発芽してから枯れるまで孟宗竹は60年、真竹は120年というサイクルを持つといわれています。ですから竹の花が見られるのは滅多にないこと、本当に珍しいことなのです。
民謡「会津磐梯山」では「会津磐梯山は宝の山よ、笹に黄金がまたなりさがる」と歌われ、竹の花は何十年に一度僅かな期間しか咲かず、結実すると黄金の実がなることからめでたい験しとされています。しかし竹の実がなる年には不作から飢饉が多いともいわれています。その真偽はわかっていませんが、お米が不作になるからそのための食料として竹の実がなるんだ、という説や落ちた竹の実を食べて野ねずみが増え作物を食い荒らすからだ、ともいわれています。しかし竹の実がなるということは、今まで緑があふれる元気な竹林が枯れてしまうことですから、決して喜ばしいことではなかったことでしょう。

冬でも枯れずに緑をたもつ美しさや、しなやかで丈夫だということから「生命力」や「成長」の象徴として飾られる竹ですが、生物としての一生には粘り強さと潔さを感じます。
 

まわり見れば、竹が、あそこにも、ここにも

竹の灯り
竹の灯り
プラスチック製品が安く手に入る前の私たちの生活を想像してみて下さい。もしかしたら竹をさわらないで一日を終えることはなかったのではないでしょうか?

台所では洗い立ての野菜を竹ざるとり、竹の菜箸を使って煮物の様子をみて、おにぎりは竹の皮に包み、庭の掃除には竹箒、洗濯物を干す竿も竹、耳が痒ければふわふわとした羽のついた竹の耳かき、背中を掻くのは孫の手、子供は竹馬に乗って、竹とんぼを飛ばして竹垣越えて竹馬の友となり、竹塀ごしにお喋りするのは主婦の常、お父さんは釣ざお持って海へ川へ、道場に響くは剣道の竹刀の音、おじいちゃんは趣味の尺八で首をふる。

なんてこうしてちょっと考えるだけでも竹は日常生活に深く入り込んでいましたね。
最近は自然志向、本物志向もあってかなりのみなさんがプラスチック製から竹製にもどってきているとも聞きます。

伝統芸能の世界を考えるとこれはもう竹がなくては始まりません。
雅楽で使われる、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、能楽では能管(のうかん)など千年を越えて受け継がれているあの幻想的な音も竹で作られています。
茶道の世界でも多くの竹が使われています。庭にはししおどしや手水、待合が竹でしつらえられています。茶室では茶杓や柄杓、茶筅を使ってお茶を点て、床の間には竹を使ったの花入れが用いられるといった具合です。これらの道具は身近なものでその日のお客様のために手作りする、ということから竹が使われたということも聞きます。一期一会のおもてなしの心の深さを感じますね。

現在は職人さんの手による工芸品、照明器具などのインテリア、扇子、団扇などの小物が私たちの生活を彩ってくれていますね。
 

問題点 竹製品の利用低下 竹林が里山を荒らす

竹の根っこ
竹の根っこ
竹は私たちの生活に深く入り込んでいますが、今竹林が大きな環境問題になっています。
それは東南アジア産の安価な竹やタケノコが輸入されることにより、価格競争で負けてしまう日本産のものは出荷量が減少してしまったことによります。伐採されなくなった竹林が放置されてしまったのです。今まで述べてきたように竹の生育は早くどんどん増えていきます。タケノコを掘り、伐採して資源にすることはすなわち竹林を整備することでもあったのです。それをやめてしまうと生え放題の竹は日光を遮り近隣の森林や田畑に侵入してあっという間に竹藪を作ってしまうということです。

このような放置された竹林の再生に努力する動きも出てきています。京都府では地域住民やNPO法人、ボランティア団体と協力して放置竹林の拡大防止や伐採した竹の有効資源化をめざしています。
 

竹ってそんなにすごいの!?

伝統と日常に深く根ざしている竹ですが、現代はまた別の視点から竹の有効活用が研究されています。

先ず竹から作った炭に注目です。
竹炭は竹を炭化させたもので、見えない小さな孔が湿気が多い時には湿気を吸い込み、乾燥すると吸い込んだ水分を発散するためにお部屋の湿度調整と、同時に脱臭や消臭の効果が期待できます。炭は昔から濾過器などにも使用されてきましたように飲料水の水質改善や水道水に含まれている塩素やトリハロメタンを削減する機能もあるようですよ。

炭を作るときに出る煙を冷やして取りだしたのが竹酢液です。
竹酢液にはかゆみの元となるヒスタミンが出てくるのを抑える作用があるポリフェノールが含まれています。そして微量含まれる酢酸は皮膚への浸透性を高くする作用があるといわれています。これらの成分が複合的に働いて竹酢液には殺菌、かゆみ止め、炎症を抑えるなど様々な作用があるようです。お風呂などに少したらして入るとお肌の清潔を保てるかもしれませんね。


次は農業利用の竹パウダーです。
竹を専用の粉砕器で粉状にしたものを密封しておくと乳酸菌が増え、このパウダーで土壌改良をおこなうとミミズや微生物の発生を促して野菜美味しく育ち、収穫量も上がるという効果が報告されているということです。私たちも家庭用ゴミのコンポストに使えばこの微生物たちが生ゴミの分解を促進させたり、消臭にも一役買ってくれるっていうことでしょうか。

最後に竹でてきたタオルをご紹介します。
あの堅い竹から柔らかい繊維がとれるのです。ちょっと驚きませんか?
原料は竹100%。このタオルには竹のタオルには抗菌、消臭の他に静電気が起きにくいことと温熱効果があるということです。これが他にはない竹繊維がもつ特徴だそうです。ですから医療用のガーゼにも使われているそうですよ。
なめらかな肌触りで私たちの心と体をやさしくあたたかく包む、癒しの繊維なのかもしれませんね。
タオルにもなっています

タオルにもなっています