なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

「盂蘭盆会(うらぼんえ)」…供養する心とその形

2015年08月14日 20時38分32秒 | ブログ

   2015年8月14日 11時0分

「盂蘭盆会(うらぼんえ)」…供養する心とその形


この時期「お盆休み」という言葉をよく聞きますね。私たちは当たり前のように「お盆」という言葉を使っているけれど、その由来はサンスクリット語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という仏教の儀式です。
この時期の風物詩とともに、ご先祖様への供養の心について、いっしょに振り返ってみましょう。

「盂蘭盆会」にまつわる伝説

「盂蘭盆会」がサンスクリット語に由来すると言いましたが、サンスクリット語では「ウラヴァン(逆さづり)」というのが正式な言葉です。なぜ、逆さづりかというと、亡き母を想うひとりの僧侶の物語に由来します。
『…お釈迦様の弟子のひとり、目連尊者(もくれんそんじゃ)は神通力によって亡き母が地獄に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。どうしたら母親を救えるか、お釈迦様に相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう」といわれました。目連尊者がその教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生が遂げられたということから、精霊を供養する盂蘭盆会の行事が生まれた…』
この仏教行事に由来し、また、日本ならではのご先祖様を敬う心と融合して現在の「お盆」になったと言われています。

出典:暮らし歳時記「お盆」

供養としての「盆踊り」

日本の伝統行事というのは、実に生活に溶け込んだものが多いのですが、その一つに「盆踊り」があります。
お盆の時期に踊るから「盆踊り」なのではなく、お盆に近くに戻ってきてくださった、ご先祖さまの供養として踊るのが「盆踊り」なのです。
盆踊りの原型に「念仏踊り」「踊念仏」があります。「念仏踊り」は踊り手と歌い手が分かれており、菅原道真が讃岐国司であった時にはじまり、「踊念仏」は平安時代に空也上人がはじめたと言われております。
自然とご先祖を敬う儀式がそれぞれの風土に根付き、現在の形になったのですね。

お盆に花火といえば「線香花火」

迎えの提灯、迎え火、仏壇や飾り棚に供える盆提灯、灯篭や精霊流しに花火…と、供養に欠かせないものが「灯り」です。気軽に楽しめる花火に「線香花火」があります。
江戸時代、香炉や火鉢に立てた花火の格好が仏壇に供えた線香に似ているところから「線香花火」の名前がついた…と言われています。当時の線香花火は、葦でできていて火鉢などで楽しむ持ち手の短い「スボ手牡丹」と、和紙でできていて垂らして楽しむ「長手牡丹」の二種類で始まり、スボ手は鍵屋、長手は玉屋が流行させました。東西の違いもあり、上方ではスボ手、江戸では長手が好まれました。三河・北九州・信州が三大産地ですが、昭和50年代に入ると安価な輸入品に押され、国産品が影をひそめます。その後平成10年に煙火協会が国産復活に着手し、平成12年に純国産の「大江戸牡丹」が、15年に「不知火牡丹」ができあがりました。
300年の時を超えて、夏を彩る「線香花火」…今年はぜひ、純国産で楽しんでみてはいかがでしょうか。

Uターン 激しい雨と暑さに気をつけて

2015年08月14日 20時33分49秒 | ブログ
 

Uターン 激しい雨と暑さに気をつけて

   2015年8月14日 15時10分

日本付近の雨雲のようす(14日午後1時40分現在)

日本付近の雨雲のようす(14日午後1時40分現在)

 
きょうは北海道から関東などで雷雲が発達。土曜は一段と暑くなり、東京や名古屋で猛暑日の予想。週末にかけて、Uターンや行楽の移動は局地的な激しい雨や暑さに注意が必要です。
 

車の運転は見通しの悪化などに注意

きょう14日、金曜日は、上空の寒気や湿った空気の影響などにより、北海道から関東甲信の広い範囲で大気の状態が不安定になっています。所々で雨雲が発達しており、カミナリを伴って土砂降りの雨となっている所があります。また、北陸から中国地方にかけても雨雲やカミナリ雲があります。今夜遅くにかけても局地的に激しい雨が降るでしょう。

お盆休みで、すでにUターンを始めている方や、行楽から帰宅する方も多いと思いますが、車の運転は急な激しい雨に注意が必要です。1時間に20ミリ~30ミリの「強い雨」の時は、ワイパーを早くしても前方が見づらくなります。1時間に30ミリ~50ミリの「激しい雨」の時は、ブレーキが効きにくくなる現象が起きます。道路が川のようになり、低い場所を走る道路は冠水する恐れもあります。時間には余裕を持って出発し、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。雨の降り方が強まっている時は無理をして先を急がないことも大切です。

あす15日、土曜日も北海道と東北北部は雨が降りやすく、雨脚が強まる所があるでしょう。
 

豪雨レーダーをこまめにチェック

雨雲のチェックはtenki.jpの豪雨レーダーが便利です。国道など、主要道路が分かりやすく表示されています。また、1時間後までの雨雲の予想も表示できるため、自分のいる場所に活発な雨雲がくるかどうか、確認することができます。車に同乗する際は、豪雨レーダーで周辺の雨雲のようすをこまめにチェックして、ドライバーに教えてあげてくださいね。
豪雨レーダーによる関東周辺の雨雲のようす

豪雨レーダーによる関東周辺の雨雲のようす

 

土日は猛暑日地点が増える 車内の脱水症状に注意

あす15日、土曜日は日差しが届く関東から九州を中心に、厳しい暑さとなるでしょう。きょう雲が多かった関東も、あすは内陸部を中心に気温が上がり、猛暑日地点が増えそうです。東京都心や名古屋の最高気温は35度の予想です。日曜日も引き続き体にこたえる暑さが予想されます。

週末にかけてはUターンラッシュで、長い時間、車を運転する場合もあると思いますが、車の運転中も熱中症対策が必要です。長い距離の運転はトイレ休憩がとりにくいので、どうしても水分補給がおろそかになってしまいがちです。ただ、エアコンをつけて涼しくしていても、直射日光が当たると、かなり暑く感じられます。また、チャイルドシートのお子さんは、背中にたくさん汗をかきますので、脱水症状が起こりやすくなります。飲み物を多めに積み込んで、水分はこまめに摂るようにしてください。
15日(土)の予想気温(14日午前11時発表)

15日(土)の予想気温(14日午前11時発表)