健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

iPS細胞自動培養装置

2017-09-01 08:30:32 | 研究
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を大量に増やせる自動培養装置が開発され、受注販売を始めたと報道がありました(YOMIURI ONLINE)。高品質のiPS細胞を安定的に大量増殖でき、研究者の負担軽減につながるものだそうです。iPS細胞は通常、研究者が手作業で培養して増やしますが、習熟には数年の経験が必要で、人によって品質に差が出ることも。培養液をほぼ毎日交換する必要もあり、研究者の負担になっているそうです。装置は、高さ約2・4メートル、幅約2・7メートル、奥行き約1・1メートルの箱形。中のロボットが、熟練研究者と同等の技術で培養液を交換したり、別の培養皿にiPS細胞を移し替えたりするそうです。1台4000万~5000万円。iPS細胞を創薬研究に使う製薬企業や研究機関を対象に、年5台程度の販売を見込んでいるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170824-OYT1T50111.html
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