健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

氷河の下に巨大クレーター発見

2018-11-30 08:30:34 | 研究
グリーンランドの氷河の下に直径約31キロのクレーターを発見したとする論文がScience Advancesに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。巨大な鉄隕石の衝突によって1万2000年前までに形成されたとみられ、地球の環境に影響を与えた可能性もあるそうです。クレーターは高度なレーダーを用いて、グリーンランドのハイアワサ氷河(Hiawatha Glacie)の下にあるのが発見されたそうです。隕石の衝突によるクレーターがグリーンランドで発見されたのは初めてで、氷床の下に衝突クレーターが見つかったのも初だそうです。このクレーターはパリ全域がすっぽり入る大きさで、これまでに地球上で発見された衝突クレーターの大きさとしては上位25位に入るそうです。クレーター形成時の隕石衝突は地域の環境に大きな影響をもたらしたと考えられ、地球全体の環境に影響を及ぼした可能性もあるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3197687
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の尿かられんが作製

2018-11-29 08:30:11 | 研究
南アフリカにある大学の研究チームが、人の尿を使った「れんが」の作成に成功したそうです(AFPBB NEWS)。この種のものとしては世界初となるこの「バイオれんが」の開発をめぐっては、粘土やコンクリートでできた一般的なれんがに代わる持続可能な代替物へとつながることが期待されているそうです。試作品のバイオれんがは、貝殻の自然形成に類似した方法で尿から「成長」させたそうです。れんがの形成には6~8日かかるとも。この研究は、バイオれんがの実行可能性の研究が昨年、合成尿素を用いて始められたそうです。その後、研究は人の尿を使用する段階へと移行。1年後、初のバイオれんがを実験室内で作ることに成功したというもの。バイオれんがを作るには、尿と砂とバクテリアを混ぜ合わせ、「微生物炭酸塩沈殿」として知られる自然作用を利用するそうです。研究はまだ初期段階で、れんがを1個作るのに最大で30リットルの尿が必要となるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3197940?cx_part=top_category&cx_position=3
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジンベエザメ繁殖の謎

2018-11-28 08:30:17 | 研究
絶滅の恐れがある世界最大の魚、ジンベエザメの野生の雌に超音波をあて、卵巣の状態を生きたまま調べることに成功したそうです(YOMIURI ONLINE)。ジンベエザメの人工繁殖につながる成果だそうです。ジンベエザメは体長10メートル以上に成長し、世界中の暖かい海に分布するそうです。今回、今年9月、南米エクアドル沖の海中で、雌3匹の腹部に超音波を出す装置をあて、卵子を育てる「卵胞」が卵巣内で成熟している様子を確認したというもの。最大8センチほどの卵胞が複数あったそうです。ジンベエザメは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで、絶滅危惧種に指定されているそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181119-OYT1T50067.html?from=ycont_top_txt
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア補給船の打ち上げ成功

2018-11-27 08:30:05 | 宇宙
ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」が11月17日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「プログレス」を載せたソユーズロケットを、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げたと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。ISSに宇宙飛行士を運ぶのも同型のロケットを使って行われていることから、今回の打ち上げ成功で、有人飛行は予定通り来月初めに再開される見通しとなったそうです。ソユーズはISSに宇宙飛行士を運ぶ唯一のロケットですが、10月に飛行士が緊急脱出する事故が発生したため、現在は有人飛行が停止されています。来月下旬までに再開しないと、ISSが無人になる恐れがあり、今回の打ち上げの成否が注目されていました。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181117-OYT1T50083.html
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界の人口増加率

2018-11-26 08:30:15 | 研究
発展途上国における出生率の上昇が世界規模のベビーブームをあおっている一方、経済的に豊かな数十か国では人口水準を保つために必要な数の子どもが生まれていないとする調査結果が公表されたそうです(AFPBB NEWS)。慈善財団「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)」によって米国ワシントン大学(University of Washington)に設立された保健指標評価研究所(IHME)が公表した報告書は新規600件以上を含む8000以上のデータソースに基づくもので、世界の公衆衛生の現況をこれまでで最高水準の詳しさで明らかにしているそうです。IHMEによれば、1950年に26億人だった世界人口は、昨年76億人にまで増加したが、増加率は地域や収入によって大きく異なるそうです。主に欧州、北米、中南米の91か国では現在の人口を維持するのに必要な数の子どもが生まれていない一方で、アフリカやアジア諸国では出生率は上昇し続けているそうです。例えばニジェールでは平均的な女性は生涯に7人の子どもを産むと報告されているそうです。女性の教育水準が高くなれば学業に費やす期間が長くなり、妊娠する時期が遅れるため出生率が低下するということで、人口増加を調べる上で考慮すべき最も重要な要因は教育だということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3196845?cx_part=search
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脊髄損傷のiPS治療

2018-11-25 08:30:36 | 研究
再生医療に関する慶応大学の審査委員会は、様々な細胞に変化する人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って、脊髄損傷を治療する同大チームの臨床研究計画をおおむね承認したそうです(YOMIURI ONLINE)。近く正式に承認し、厚生労働省に計画を申請するそうです。国の了承が得られれば、来年中にも治療を始める方針とのことです。iPS細胞から作った細胞を脊髄損傷患者に移植するのは世界初。計画では、京都大が備蓄する他人のiPS細胞から、神経のもととなる細胞を作製。脊髄を損傷してから2~4週間の重症患者に、この細胞を200万個注入し移植。対象患者は4人(18歳以上)。他人の細胞を使うことによる拒絶反応を抑えるため、免疫抑制剤を半年間、投与するそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181114-OYT1T50018.html
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妊娠中に栄養不足だった女性から生まれた子供が成人後に高血圧になるメカニズム

2018-11-24 08:30:14 | 研究
妊娠中に栄養不足だった女性から生まれた子供が、成人後に高血圧になるメカニズムを、ラットの実験で解明したとする論文が掲載されたそうです。妊娠中の母親の栄養不足やストレスにより、低体重で生まれた子供は、成長後に高血圧などの生活習慣病になりやすいとされるそうです。日本では、体重2500グラム未満の「低出生体重児」の割合が9・5%前後と高いそうです。研究では、妊娠中のラットに低たんぱく食を与え、低体重で生まれたラットを飼育。多くのラットは成長すると肥満になり、高血圧症も発症。こうしたラットを詳しく調べた結果、母体の低栄養で胎児がストレスホルモンにさらされ、子の脳内遺伝子の働き方が変化し、高血圧になりやすい体質になることが分かったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181114-OYT1T50090.html
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ISSから回収したたんぱくの結晶に破損なし

2018-11-23 08:30:43 | 研究
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)から小型カプセルで回収したたんぱくの結晶を公開したそうです(YOMIURI ONLINE)。無人補給船「こうのとり」でISSに運び、日本の実験棟「きぼう」内の実験装置で約1か月かけて結晶化させたもので、結晶に破損はなく、温度も適切に保たれていたそうです。宇宙空間にあるISSでたんぱくの結晶を作ると、重力の影響をほとんど受けないため、分子が規則正しく並び、構造を正確に調べることが可能だそうです。回収された結晶の一つは、炎症やアレルギー反応に関わるたんぱくで、試料を提供した第一薬科大学の研究チームが結晶の構造を詳しく解析し、筋ジストロフィー治療薬の開発を目指すそうです。こうのとりに搭載された小型カプセルは11日、小笠原諸島の南鳥島沖に着水。カプセルには大気圏突入後、最大で地球の重力の40倍の衝撃がかかる可能性があったが、結晶の状態は良く、温度も計画通りの4度を維持できていたそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181117-OYT1T50090.html?from=ycont_top_txt
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子宮頸がんのロボット支援下内視鏡手術

2018-11-22 08:30:14 | 研究
初期の子宮頸がんの子宮全摘出術で用いられることの多い低侵襲のロボット支援下内視鏡手術が、実は患者の死亡リスクを増大させているとする研究論文が、New England Journal of Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究論文では、十分な結果検証がなされる前に、子宮頸がん患者の女性たちに人気の高い選択肢となったロボット手術に警鐘を鳴らしているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3195515?cx_part=search
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第64回日本宇宙航空環境医学会大会

2018-11-21 08:30:47 | 宇宙
第64回日本宇宙航空環境医学会大会

第64回日本宇宙航空環境医学会大会が、明日11月22日(木)から順天堂大学さくらキャンパス (千葉県印西市平賀学園台1-1)を会場に、24日(土)まで開催されます。
プログラムなど大会の情報は下記より入手できます。

https://jsasem64.com/
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする