ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

信州人はハナイグチがお好き

2018-09-26 18:05:06 | field and mountain
この場所は、ショウゲンジが採れることでみ~んなが知っているポイントなのね。

だから、時期になると、入れ代わり立ち代わりショウゲンジを求め、お山はまるで銀座のようだ。

だが、キノコ採りのプロ(自称)であるオイラにとって、他人がいようといまいとそんなの関係ねぇ、ってなもんよ(笑)。

「あ~ぁ! 踏んづけちゃって・・・」

「何処見てんの?」

「ホラ、ねっ!」

と、あたかも他人はショウゲンジを採れないだろうと高を括っていたんだが、「待てよ?」世の中そんなに甘くはない筈?

山中の入口にショウゲンジ狙いであろうと思われる車が2台も3台も止まっているのに・・・ポイントには人影も無い。

そういえば、このショウゲンジポイントの先はカラマツ林であったな? するってぇと、もしかして・・・ハナイグチ狙いか?

信州人にとってのキノコとは、矢張りハナイグチに他ならない。ハナイグチは、ショウゲンジは下よりあらゆる雑キノコに優先するようだ。



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おはぎ

2018-09-24 20:37:53 | field and mountain
「キノコ採りに行くから一緒に行くか?」


「行く! 行く!! 行くっ!!!」


ってことで、カミさんとキノコ採りへと・・・


現地にとうちゃこ・・・


「ボクはマツタケの様子を見てくるから、アナタはココでサクラシメジでも採ってなさい」


「へ~~~ぃ」


マツタケ採りから戻ると、カミさんは既にサクラシメジをビク一杯採り終え、ご満悦で車中にて待機中


「マツタケ採ったぞ~っ! 匂いを嗅いでみろ」


「ヤダ! 鼻炎になっちゃう!」


カミさんはマツタケの匂いが嫌いである。「オマエは西洋人か!?」


して、この後、もう2~3か所のキノコ場を探し帰路に就くことに。


「さて、家に帰るが、マツタケは何処に仕舞った?」


「そこ、そこ」


おやつに食べたおはぎの空き箱


「何処だ~?」


「おはぎの中」


「こやつ、パックに入れ匂いを封じ込めやがったな?」


あの尊きマツタケ様をおはぎの空き箱の中だと~っ!? 「何考えとんのんじゃっ! ワレ~ッ!」



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松ちゃんはツーピース

2018-09-20 19:29:11 | field and mountain
もうそろそろかな?と様子見に行ってみると、あの松ちゃんがボコッ!と出ていた。もう少し遅かったらヤバかった~

今年初の松ちゃんゲッツ! やりましたねぇ、嬉しいですねぇ。 

何故生えている画像が無いのかと言うとね、ヒトが来たらどうしよう、見られたら困る、と慌てて採ってしまったためでした~

で、その松ちゃんですがね、研究の結果、頭と胴体のツーピースで構成されているということを突き止めました。

この大発見は、近々学会で発表する予定です。




胴体


・・・ ・・・ 「落っことして欠けちゃったんだよ!」


喜び勇んで自宅へ帰り、「マツタケ採ったど~!」と婆さんに見せようと手渡した途端、ポロッと手の平から滑り落ちちゃったのよね。


松ちゃんをくっつける接着剤、どっかに売ってないかしらん?




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だったら聞くな!

2018-09-19 20:32:30 | field and mountain
つい先日のこと、カミさんがどうしてもキノコ採りに連れて行けと仰るもので、渋々(足手まといなんだな)ながらカミさんを伴いお山へと。

道端に捨てられた「ハマビラタケとカラカサタケ」


とある林道に一台の軽っトラが止まっており、その少し前方に車の持ち主であろうと思われる人物がキノコ探しの真っ最中。

「何か採れましたか~?」と呼びかけると、60代後半であろうと思われるオッサンは、「いやぁ、今年はキノコがデカク出ているわ!」と満面の笑みで答えた。

そのオッサンはオイラとカミさんに向かい、「キノコの判別ができるかい?」と聞くから、「それほど詳しくはないがそこそこは判る」と言ってやった。

するとオッサンは斜面から駆け下りて来ると、軽っトラの荷台に乗せてあったカゴの中身をどうだ!と言わんばかりに見せ、キノコの鑑定をしてくれと仰る。

「イッポンカンコウ(ウラベニホテイシメジ)をこんなに採ったのは初めてだ」と、興奮気味で語るオッサン、その顔は自信と自慢で溢れている。

篭の中身を見ると、ウラベニホテイシメジは僅か1本のみで、その殆どがクサウラベニタケ。「オジサン、こりゃ殆ど毒キノコばかりでっせ」

その途端、おっさんはムッ!とした表情を浮かべ、「この軸の細い物は確かにクサウラベニタケだが、この軸が太くてしっかりしたヤツはイッポンカンコウに間違い無い!」と主張する。

「だから~軸が太かろうがしっかりしていようが、毒キノコは毒キノコだっせ!」

「イヤっ、そんなこたぁねぇ!コレはイッポンカンコウだ!」

「そんなにせう(言う)んだったら、今晩お食べになったら?」

「そうか~ やっぱり違うかな?」と疑いながらも、折角採ったキノコが勿体ないとでも思ったのか、「イヤ、コレは絶対食べられる」と言って譲らない。

「だったら、聞くな!」

何を言っても聞く耳を持たないようだから、それに、こんなオッサンの相手をしている暇はオイラには無い。「お好きにどうぞ、ほな、サイナラ」とその場を後にした。

「あのおっさん、今晩、ゲロゲロピーピーに間違い無い」


先日、毒キノコで重体となった方の話題がTVニュースで流れた。その後、気の毒な事に亡くなられたそうだ。

まっ、クサウラベニタケなら多少具合が悪くなるだけで命に別状は無いようだから、人間聞く耳を持った方が宜しいようで・・・



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も~いい~かい?

2018-09-17 18:57:17 | field and mountain

「も~いい~かい~?」


「ま~だだよ~」


「も~いい~かい~?」


「も~いい~よ~」


「も~いい~かい~?」


「ま~だだよ~」


「も~いい~かい~?」


誰かに引き抜かれちゃった?ようだから・・・


「待っててもム~ダだよ~」



ってな訳で、お山で育てていたシャカシメジは無事成長を見届けたんだが、アカヤマドリが無残にも引き抜かれ、その場にチョンと置いてあった。

5本あった内の1本が引き抜かれたが残り4本は無事だったんで、被害は最小限で済んで良かった~ってことだが、「誰だ?こんな悪さをする奴は!?」


告知


明日午前9時半、道の駅信州新町において地元ケーブルテレビ局の取材があります~ 山キノコの取材で、不肖アタクシめが取材を受けることになっております。





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