レッドソックス岡島秀樹の活躍を願う。松坂よりもチームの優勝に必要な存在

2007-02-21 03:46:28 | Weblog
レッドソックス岡島秀樹投手(31)の活躍に期待する。おそらく彼が活躍する舞台は中継ぎ、しかも左打者に対してのワンポイントリリーフだろう。しかしレッドソックスがアリーグ東地区で12年ぶりに優勝し、3年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すならば、岡島は必要不可欠な存在だ。

04年にレッドソックスが「世界一」になった。あの年のプレーオフを思い出している。アリーグ地区シリーズでのエンゼルス戦、リーグチャンピオンシップ・シリーズでのヤンキース戦で、左腕のマイク・マイヤーズの地味だったが貴重な活躍が、チームに勝利をもたらした。変則的な下手投げマイヤーズが、対左打者へのワンポイントで登板し、三振に仕留めた場面が忘れられない。

現在、チームにマイヤーズはいない。ならば岡島が「第二のマイヤーズ」として、好投しないといけない。地味な役割だが、左のワンポイントは接戦をものにするために、絶対に軽視できない。

正直な話、松坂の代わりはチームにたくさんいる。生え抜きの若手投手が昨年、結果を出している。しかし岡島に代わる存在は、あまりに少ない。日本のメディアは松坂ばかりに視線を向けているが、岡島が欠ければチームの戦力ダウンは計り知れない。

昨年、日本一になった経験も生かして欲しい。レッドソックスは3年前に「世界一」になったとはいえ、現在、内野のレギュラー選手は誰ひとりとして、そのときのメンバーでない(DHでたまに一塁を守るオティーズは別だが)。

「世界一」という派手なタイトルのために、地味な役割を引き受けることになりそうだが、キャンプでの生存競争に勝ち抜いて、チームの支えとなって欲しい。