どこまで、この男の活躍は続くのだろう。ブレーブスのフリオ・フランコ(46)が27日のマーリンズ戦で、最年長記録となる満塁ホームランを代打の打席で達成した。フランコは昨年6月3日のフィリーズ戦にもグランドスラムを放っており、今回は自己記録の更新となる。
8回1死満塁の場面、フランコは左腕デロス・サントスのボールをライドスタンドへ運んだ。これで通算8本目の満塁アーチ。野球ファンの方なら、フランコが1995年と98年にロッテに在籍した選手といえば思い出してくれるだろう。ロッテでのボビー初采配年に来日し、打率3割6厘でリーグの打率部門で3位に入った。98年にも2割9分の記録を残し、両年ともベストナインに輝いている。
98年以降は、デビルレイズでたった1試合出た後、韓国でプレーし、2001年からブレーブスに所属している。球団発表では1958年8月23日生まれとなっているが、昨年のオープン戦で、フランコは松井秀に「俺、実は48歳だ」と話して、ゴジラを驚かせたという。おそらく、これはフランコの冗談なんだろうが。ちなみに日本のプロ野球では彼よりも年下の監督が結構いる。西武の伊東(42)、日本ハムのヒルマン(42)、横浜の牛島(44)の3人だ。
フランコのプレーは46歳という年齢を感じさせない。今年は6月18日のレッズ戦に1試合2発放ったほか、16日の同戦では1試合2盗塁と足でも見せている。今季50試合に出場し、2割7分5厘で6本塁打、23打点と十分な成績だ。ブレーブスにとっては今季100万ドル(約1億1000万円)での1年契約は安上がりだったに違いない。
なぜこんなにまで活躍できるのか?ブレーブスの打撃コーチが話す。「目と体が調和している」。つまり一般的に年齢が増えると共に動体視力が低下していくが、フランコの場合は、その兆候がないというのだ。さらに「20代の選手より優れている」とのコーチのお墨付きもある。
メジャー最高齢の本塁打記録は1930年6月にジャック・クイン選手(当時アスレチックス)がマークした46歳357日。このままの状態が続けば、今シーズン中にフランコが塗り替える可能性がある。今シーズンのフランコに注目したい。
8回1死満塁の場面、フランコは左腕デロス・サントスのボールをライドスタンドへ運んだ。これで通算8本目の満塁アーチ。野球ファンの方なら、フランコが1995年と98年にロッテに在籍した選手といえば思い出してくれるだろう。ロッテでのボビー初采配年に来日し、打率3割6厘でリーグの打率部門で3位に入った。98年にも2割9分の記録を残し、両年ともベストナインに輝いている。
98年以降は、デビルレイズでたった1試合出た後、韓国でプレーし、2001年からブレーブスに所属している。球団発表では1958年8月23日生まれとなっているが、昨年のオープン戦で、フランコは松井秀に「俺、実は48歳だ」と話して、ゴジラを驚かせたという。おそらく、これはフランコの冗談なんだろうが。ちなみに日本のプロ野球では彼よりも年下の監督が結構いる。西武の伊東(42)、日本ハムのヒルマン(42)、横浜の牛島(44)の3人だ。
フランコのプレーは46歳という年齢を感じさせない。今年は6月18日のレッズ戦に1試合2発放ったほか、16日の同戦では1試合2盗塁と足でも見せている。今季50試合に出場し、2割7分5厘で6本塁打、23打点と十分な成績だ。ブレーブスにとっては今季100万ドル(約1億1000万円)での1年契約は安上がりだったに違いない。
なぜこんなにまで活躍できるのか?ブレーブスの打撃コーチが話す。「目と体が調和している」。つまり一般的に年齢が増えると共に動体視力が低下していくが、フランコの場合は、その兆候がないというのだ。さらに「20代の選手より優れている」とのコーチのお墨付きもある。
メジャー最高齢の本塁打記録は1930年6月にジャック・クイン選手(当時アスレチックス)がマークした46歳357日。このままの状態が続けば、今シーズン中にフランコが塗り替える可能性がある。今シーズンのフランコに注目したい。