このブログ開設の最大の功労者であるozaki氏へ。求む御自身のスポーツブログ復活

2005-09-30 01:39:55 | Weblog
このブログ創設に多大な協力を頂いたozaki氏運営のブログ「るっきんぐ・ふぉわーど・とぅ」が閉鎖された。非常に残念である。ozaki氏の温かみのある記事、写真などを使った各コーナーは見所満載であった。

ozaki氏は競馬予想も行っており、コメントやトラックバックはかなりの数に及んでいた。ここ最近は別分野のブログに力を入れられているとのことで、スポーツ中心のブログ更新は進んでいなかったが、秋競馬が本格化するか、あるいは野球の神様が、どのチームにも優勝する可能性を平等に与えてくれる春の季節に復活してくれることと思っていた。そうであるだけに、私にとってブログ閉鎖のショックは大きい。

昨年中はozaki氏のブログに、自分の拙い意見を書き込ませてもらい、スポーツを書くことの楽しさを感じました。その中で、ozaki氏から度々ブログ開設を持ちかけられ、今年の4月に、このブログが立ち上がったわけです。

開設に当たっても、ozaki氏に「おんぶにだっこ」でありました。ブログに記事を書き込むうちに、「ブログというものが、あと10年早く生まれていたら、きっと自分の人生は変わっていたな」と思うことがあります。プロでなくても、自分の思いを伝えることができる。この伝達手段は、今後さらなる発展を遂げることでしょう。

しかしこれから先、ozaki氏の思いを読むことができないのは寂しいものです。「スポーツの秋」を迎え、今シーズンは広島の前田選手が活躍するなど、ozaki氏に語ってほしい内容は山ほどあったというのに。

別分野でのブログも大事とは思いますが、やはりozaki氏のスポーツブログこそ多くの読者の共感を呼ぶのではないでしょうか?

1日も早い復活を心から願っております。昨日、阪神がセリーグ制覇をしたため、本来ならば、その記事を書く必要があるのでしょうが、あえてozaki氏の復活を願い、この記事を出します。

                             2005年9月30日(金)
                                     ozaki氏のブログの熱烈な読者より 

お疲れ様、楽天38勝でシーズン終了。楽天に負けたチームランキング付き。

2005-09-29 02:04:42 | Weblog
パリーグのレギュラーシーズンが28日、終了した。新球団の楽天は38勝97敗1引き分けと断トツの最下位。しかし私としては、よく38勝もできたものだと感心している。楽天の100敗を内心期待しながら今シーズンを見守っていたが、何の97敗で踏みとどまった。

楽天に勝ち星を献上したチームランキングを一挙公開

1位・西武(7敗、昨年の日本一チームということになっている。恥ずかしいから、そんな記録は抹消しよう。「2004年の優勝チームは?」と聞かれたら「ボストンレッドソックス」と答えたい。客も入っていないから身売りされたら?)

2位タイ・オリックスと日本ハム(6敗、こういうところで取りこぼすからプレーオフに出られないのです。1勝の重みを痛感してください)

4位・ロッテ(5敗、開幕戦で楽天に負けたときはボビーの早期解任もありえると思ったが。屈辱の開幕黒星の翌日、26-0と完膚なきまでに叩きのめし面目を保つ)

5位・中日(4敗、交流戦で楽天と6戦して唯一の負け越しチーム。これじゃあセリーグ連覇は無理に決まっている)

6位タイ・ソフトバンクとヤクルト(3敗、中日よりも負け星が少ない。なぜ昨年、日本シリーズに出場できなかったの?西武よりもふさわしいチームなのは間違いないのに。逆にヤクルトに関しては、交流戦での3敗、つまりイーブンでは恥ずかしいと自覚しているよね?)

8位・広島(2敗、交流戦組。対戦成績では勝ち越しているから良しとしましょう)

9位タイ・巨人と阪神(1敗、伝統あるチームとしては新参者に負けていられないという意地があったのでしょうか)

そしてワースト、いやベストチームは横浜の無敗。6戦全勝。偉い。これがプロというもの。ともに新人監督の「牛島・田尾」の対決は牛島に軍配。お見事です。昨年、日本一になりながら7敗もしているどこかのチームとは大違いだ。

しかも昨年、日本シリーズに出場した2チームが、11個も金星を献上している。戦力が圧倒的に低い中で楽天はシーズンを戦ったというのに、両リーグの昨年覇者がこの有様。勝った楽天が偉いのか。負けた側に問題があるのか。ともかく楽天の皆様、お疲れ様でした。

今春王者の早稲田、法政に勝ち点献上。投手の起用法に問題か。東京六大学野球リーグ

2005-09-28 11:53:25 | Weblog
東京六大学野球リーグで今春に優勝した早稲田が27日、法政と対戦。1勝1敗で迎えた3回戦だったが、法政のサブマリン下敷領に1点に抑えられ、1-6と敗戦。法政に勝ち点を献上した。早稲田はエース宮本が5回3分の1で5失点と誤算だった。

打線が湿っているのは春同様。今春優勝は投手の頑張りで勝ち取ったものだ。だから、この日の宮本のように大量失点を許すと、勝負にならない。宮本は今季1勝2敗で防御率3.63。今シーズンは調べつくされたのか、昨秋からの快投が止まった感がある。

そもそも投手成績で、規定投球イニングに達しているのが早稲田は宮本だけ。4年生では越智、佐竹、3年では大谷と豊富な有力投手陣が生かされていない感じだ。

このままでは春秋連覇はかなり厳しい。

呪われた快挙なのか?ロッテの二ケタ投手が6人。プロ野球タイ記録だけれど

2005-09-27 01:34:20 | Weblog
ロッテの小野投手が25日の楽天戦で同点の7回に登板、味方が8回に勝ち越したため勝利投手となった。これで小野投手は10勝目。チーム内で渡辺俊が15勝、小林宏12勝、セラフィニが11勝、久保と清水も10勝を挙げており、これで6人目。同一チームの二ケタ投手6人は、1956年、63年の南海のプロ野球記録に並んだ。

投手王国を数字で証明したロッテ。でも、この記録は呪われているかもしれない。なぜなら、過去に南海は56年も63年も日本一になっていないどころか、日本シリーズにすら出ていないのだから。両年ともパリーグ優勝は西鉄。56年はシーズン154試合、63年は150試合なので、今回のロッテ(今年はシーズン136試合)の方が数字の価値は大きい。しかし多くの投手が勝っているということは、逆に核となる投手がいないとも言える。

1990年にはシーズン88勝をマークした巨人が、二ケタ投手5人を擁して日本シリーズに臨んだが、西武に4連敗を喫した。二ケタ投手というのは一流投手の証といえるが、数多く揃えたチームが最強とはいえないらしい。

プレーオフで柱となる投手は誰なのか?決めきれないままポストシーズンに入ると、あっという間に終戦となる可能性もある。

華麗な攻撃なのは分かるんだけれど。J1名古屋がC大阪に完敗

2005-09-26 01:32:21 | Weblog
Jリーグの名古屋がもがいている。24日のC大阪戦を瑞穂陸上競技場で観戦した。ショートパスをつなぎ見ごたえのある攻撃だ。しかし決め手がない。結局1-3で完敗した。ネルシーニョ監督を解任し、中田監督代行になっての再スタートだったが、幸先よいものとならなかった。

藤田からパスが供給されて、ゴール前まで攻め込む。そこまでの過程は惚れ惚れさせる。しかし最後のフィニッシャーがいない。元ブラジル代表のFWルイゾンの退団が大きい。短いパスがダイレクトにつながっていくのは見ていて気分が良いが、サッカーは当然ゴールを決めなければ意味がない。唯一の得点も中村が直接FKを決めたもの。

一方、C大阪は少ない手数で一気にシュートに持っていく。サポーターからの「シュート打て」コールが影響しているのか。

名古屋はロスタイムになっており、前線に放り込むしかないのに、GK楢崎から送られたパスをDF陣はもたもたして時間がかけている。リードしているのはどっちなんだ?

瑞穂陸上競技場に来て2回目だが、ここの電光掲示板には映像が出ない。文字だけ。ここはJFLか?さらに、この試合10353人しか観客が集まらなかった。選手は一流ぞろいなのに、優勝争いをしないと、名古屋のファンは見向きもしないのだろうか。シビアというか、冷たいというか。

プロ野球でも優勝争いをしている中日のゲームを見にナゴヤドームへ行ったが、観客は25800人。4万人収容なのに寂しいなあ。

名古屋市民は万博にしか興味がないの?もう少しスポーツに熱くなろうよ。

愛工大名電、選抜連覇の夢消える。県大会で弥富に延長10回サヨナラ負け。

2005-09-25 02:17:55 | Weblog
高校野球秋季大会の愛知県大会は24日、準々決勝4試合が行われ、今年の選抜大会優勝の愛工大名電が弥富に4-5で延長10回サヨナラ負けを喫した。来年の選抜大会出場が
絶望的となった。

試合終了の瞬間。喜び勇んで整列する弥富選手たち。一方、呆然と立ち尽くしたり、マウンド付近で崩れ落ちたりする名電選手。両者の対照的な姿が劇的な幕切れを象徴している。名電の選手はベンチに戻ってからも、泣きじゃくる選手がいたほど。

選抜出場選考の参考となる東海大会に、愛知県から出場できるのは県大会の上位3校。つまり準々決勝で敗退した名電は東海大会の切符を手にできず、選抜出場が事実上不可能となった。21世紀枠で名電が選ばれることはまずないので、名電の選抜連覇の夢は散ったことになる。

試合展開を追うと、初回に1点リードされた名電は、4回にも無安打で追加点を献上した。しかし5回に1点返し追い上げ開始。8回に犠飛や相手の失策でついに逆転。9回も相手エラーで出塁した走者が生還、1点追加し4-2の逃げ切りモードに入った。しかし9回裏、2死二、三塁で、弥富の代打に同点適時二塁打を浴び、土壇場で追いつかれた。

名電は10回無死満塁の絶好のチャンスを生かせずに無得点。その裏、四球と盗塁で1死二塁。弥富の4番打者はボテボテのサードゴロ。取らなければファールになりそうだったが、三塁手はグラブに収めて一塁送球。これが痛恨の悪送球となり、二塁走者がホームを踏んでサヨナラ劇となった。

8回に名電が逆転したときは正直、弥富に勝機はないと考えていた。名電の先発は4回までに2失点だったが、中盤から復調し弥富打線から10奪三振。安打数も8回まで3本に抑えていたからだ。

この試合のポイントは3つ。
① まず9回2死二塁で名電の2番打者が中前打を放つ。2塁走者が余裕で生還できるタイミングなのに、三塁コーチャーはストップをかけた。「えー」。スタンドから驚きの声が上がる。なぜ止めたのか。そのときの走者は名電のエースだったので、本塁でクロスプレーになった場合、怪我でもされたら、たまらないと思ったのか。
② 10回表、名電は無死満塁となりながら強攻策を敷いて結果的に失敗。弥富は満塁の場面で投手交代した。私は遅いと思ったが、リリーフは3人をしっかり抑え、最大のピンチを乗り切った。9回にスクイズを成功しながら、なぜ、この場面では使わなかったのか?
③ その裏、1死二塁の場面で、弥富の4番打者が引っ掛けてファールになりそうなゴロを打つ。ここで三塁手は捕球してしまった。仮に一塁送球でアウトにしても、二塁にいた走者は三塁へ行ってしまう。しかも4番打者は、この日、4打数無安打。しかも直前の2打席はスライダーに手こずり、三振だった。2ストライク(1ボール)と追い込んでいただけに、投手に勝負させるべきだった。

それにしても前回の選抜優勝校のあっけない幕切れに私自身、驚いてしまった。

100敗の重みは。大リーグのロイヤルズが大台到達。

2005-09-24 04:17:20 | Weblog
大リーグのカンザスシティ・ロイヤルズが今季100敗に到達した。2年連続の記録だ。昨年はロイヤルズとアリゾナ・ダイヤモンドバックス2チームの不名誉だったが、ロイヤルズは今年もその屈辱を味わうことになった。

スタンドのファンからはこんな看板が掲げられた。「チケット20ドル、ビール6ドル、ホットドッグ3.5ドル、100敗プライスレス」。あるクレジットカード会社の広告のパロディーだが、「価格のつかない」100敗の重みを球団はどう受け止めているのか?

今年は日本でも楽天が新規参入し、戦力がそろわないままシーズン入りし、負け数を積み重ねていった。かろうじて大台はかわしたものの、戦力補強に金を惜しむとどんな結果が待っているか痛感したことだろう。

ロイヤルズにしても若手中心のチーム編成。確かにカンザスシティという小都市では人口もいないから観客動員もテレビの視聴者も少ないだろう。

チームの低迷は仕方ない部分もある。しかしロイヤルズはもっと戦略を使う必要がある。それは「球場のすばらしさ」だ。ロイヤルズのコウフマンスタジアムは全米一美しいスタジアムとも言われている。なんといっても外野がいい。スタンドを置かずに、小さな滝をライト、レフト両側に設置している。外野のスペースに客を詰め込むのでなく、優雅なデザインにしたセンスの良さに感銘する。この美しさをもっと観客動員に生かせるようにすればいいのに。

「負け犬根性」を持たずに戦うためにも、選手の補強を支える資金が必要だ。そのために観客動員を増やす努力をしてほしい。100敗の重みをしっかり受け止めるべきである。

J1名古屋のルイゾン退団に思う。新天地で頑張れ。

2005-09-23 03:03:48 | Weblog
J1名古屋に在籍していた元ブラジル代表FWのルイゾンが退団し、サントスFCへ移籍することになった。10日の柏戦でルイゾンの2ゴールを見た者としては残念な気がするが、私は新天地でのルイゾンの活躍を願いたい。

在籍わずか2ヶ月。短いといえば短い。でも本人が「心あらず」の状態では仕方ない。チームの戦術になじめず、獲得を後押ししたネルシーニョ氏が監督解任とあっては、チームに残る義理もないだろう。

人は自分の願う居場所で働くべきである。本人のやる気のない場所でいたところで、良いパフォーマンスが出るものでもない。

そうとなればルイゾンよ、ブラジル代表になって日本のサッカーファンの前に再び顔を出してくれ。望まぬところで嫌々仕事をする君よりも、願い叶ったチームで嬉しそうにプレーする君にこそファンは勇気付けられる。

日本に来たのも何かの縁だ。いつか代表かクラブメンバーとして来日したときは「凱旋」と思って好プレーを連発してほしい。

サントスへの移籍、心から祝福する。

ついに逆転、勢いづいたヤンキース。今一番「世界一」に近いチーム

2005-09-22 13:13:13 | Weblog
ここに来てついにヤンキースがアリーグ東地区のトップに躍り出た。21日の試合でレッドソックスが逆転負け。ヤンキースがオリオールズとの接戦をものにして、レッドソックスに0.5ゲーム差をつけた。

今、一番勢いのあるチームだ。8月は19勝10敗、うち5連勝が2度。9月に入って、さらに加速。11日から6連勝するなど、21日までに13勝6敗。レッドソックスがここにきて低迷しているだけに、ヤンキースが優位に立っている。

私が思うに、この勢いならばニューヨークの「帝国」がワールドシリーズ制覇に一番近いチームになったと思う。「世界一」に必要なのは、後半戦の勢いだ。

2002年以降「世界一」になったのは、地区優勝はしていないものの勝率2位チームの中で一番優秀な「ワイルドカード」を手にしたチームだ。つまりプレーオフ進出をかけてレギュラーシーズンを最後の最後まで真剣に戦い続けた勢いがプレーオフで生きるのだ。

昨年のレッドソックスも、後半に勢いが加速しプレーオフでも絶好調。エンゼルスを3連勝で退けると、ヤンキースに3連敗後4連勝してワールドシリーズ切符を手にした。最終決戦もカージナルスを4連勝と相手にせず栄光を勝ち取った。

今年はヤンキースがプレーオフ進出の可能性のあるチームで一番勢いがある。このままプレーオフ進出を決めれば5年ぶりの「世界一」も夢ではない。

さあ、残り10試合前後。最終盤の展開を見逃さないようにしよう。

巨人の桑田、どこへ行く。出場選手登録抹消。今こそメジャー挑戦だ

2005-09-21 12:57:28 | Weblog
巨人の桑田投手が20日、出場選手登録を抹消された。桑田自身が「若手にチャンスを与えてください」と申し出たという。さて今年、未勝利の桑田。来年も巨人と契約できるとは限らない。巨人との再契約が「最高」と話しているというが、移籍にも含みを残しているという。

さりとて、ほかに獲得する球団があるだろうか。桑田の今季の年俸は2億1200万円。とても未勝利投手に対して払える額ではない。最下位を独走した楽天も「緊縮財政」を脱却しない限り、とても獲得するとは思えない。

常に試行錯誤を繰り返しながら理想の投球を求める「投げる哲学者」。それだけにプロ・アマ問わずピッチャー経験者の人気は高い。

せっかくならメジャー挑戦はどうだろう。かつて盛りを過ぎた江夏豊もチャンレンジして失敗したが、あの頃と違って、今のメジャーはチーム数が増えており、投手のレベルも落ちている。食い込む余地は残されている。

カンザスシティ・ロイヤルズ、ミルウォーキー・ブリュワーズ、タンパベイ・デビルレイズなど下位が「指定席」というチームなら先発ローテーションも夢ではない。

桑田よ、海を渡れ。その経験はきっとプラスになるはずだ。