オリンピック、観てますか?
半分終わっちゃいましたね。
間際になってもイマイチ盛り上がりに欠けるかなと思ってましたが、始まっちゃうとそれなりの話題にはなります。
北島康介、やってくれましたね。
100mの優勝を決めた後のインタビューで、タオルに顔を埋めて泣いているのをみて、重圧の凄さを慮りました。
1度トップに立った人間がモチベーションを持続させることは、余人には想像できないストレスがあったはずです。
それを押しのけての優勝ですからね、今回のメダルのほうが、アテネで得たものより数段重いでしょうね。
国民栄誉賞の声もチラホラ聞こえます。
是非とも差し上げてください。
とまあ、北京五輪にはそこそこ感動や批判などあるんだけど、今回もやっぱり花の話です。
「折角花を紹介しているだから、どうせならオリンピックと関係がある花を見せてくださいよ」
いきなり言われちゃったんですよ。
確かにね、アイデアとしては面白いし、いい企画だとも思いますよ。
オリンピックと関係がある花か・・・
真っ先に思いついたのは、「国花」です。
優勝した選手の国花を紹介するというものです。
例えば北島なら日本だから「サクラ」とかね。
これなら調べればなんとかなるだろうしね。
早速Wikipediaに当たってみると、「国花」の項目がありました。
こんなサイトもあります。
そういえばアメリカの国花って何だっけ?
意外な花でした(アメリカには国花は無いとの記述もあり)。
「国花」もね、面白いかもしれないけど、時事性というか時期性というか、ずれちゃっても何だしさ。
他に何かないかなって思いを巡らしてみたんだけど、これぞというものもありません。
TVの授賞式を見てたら、ありましたよ、オリンピックの花が。
メダリストたちに渡される花束です。
メダル授与のあと、必ず花束を手渡していますよね。
これこそがオリンピックの花です。
今回は真紅のバラがメインのブーケです。
あれ?って思いませんでしたか。
中国でしょ、何故バラの花なんだって思いませんか?
過剰なほどに愛国的な国家である中国が、どこにでもあるような普通のバラの花を、世界に発信してる場でなんで使うんだって、気になって調べてみました。
答えがちゃんとありました。
【コウシンバラ・庚申薔薇】バラ科バラ属
中国四川省、雲南省などが原産の常緑低木です。
学名は「Rosa chinensis Jacquin」で、英名は「China Rose」、まさに中国そのものバラです。
私たちが目にする各種の八重咲きバラの、原種だといわれております。
コウシンバラをもとに、改良種が作られたってことですね。
やっぱりな・・・
こんなことでもないと、あの中国がそのあたりにあるバラを使うわけないよね。
花束のテーマは「紅紅火火」。
9本のコウシンバラを使い、「求心力」と「永久」を現しているんだそうですよ。
「順風満帆」の意味を表すために花と葉を配し、グリップは金色のシルクリボンで結ばれ、五輪エンブレムが印刷されている。
蝶々結びにされたブーケは際立った美しさを持っているということのようです。
日本での栽培の歴史は古く、すでに平安時代から観賞用の庭木として植えられていたそうです。
源氏物語や枕草子に出てくる「そうび・薔薇」は、コウシンバラのことだと考えられています。
「庚申」とは暦の干支の「きのえさる」のことで、60日毎に巡ってきます。
それほどの短い間隔で次々と花を咲かせることから、「コウシンバラ・庚申薔薇」と命名されました。
要するに、四季咲きのバラだということですよね。
耐寒性もありますのでね、条件次第ですが冬にも花を咲かせることがあるようです。
一重や八重、花色も濃いピンクからまれに白花などもあります。
北京五輪で使われているのは、真紅にも見える濃い品種ですね。
鋭い棘があります。
ご心配なく。
花束に使われているコウシンバラは、丹念に棘をとってあるそうですから。
日本の選手たち、この先いくつの花束を手にすることができるんでしょうか。
そうですねー。そうなりますよね。
実は私も見てました。でも赤い薔薇とハナトラノオが
分かっただけで…調べてもみませんでしたし。
そうですか、コウシンバラというバラなのですか。
開会式も、中国の歴史や発明などが演出されていましたし、
花束にもそんな意味合いが込められていたのですね。
勉強になりました(^^)
日本選手はこのあとどのくらい手にできるでしょうねぇ~
今回の蘊蓄は凄い!
選手は知ってるかな?(笑)
いずれにせよ、日本代表で日本一。
それが世界レコードを出し、文字通り世界一。
並の努力でできるものではありません。
頑張れニッポン!
確かに、表彰式のたびに出てくる花だ。
今後、花束を受け取れるのは・・・
男子体操種目別。野球。シンクロ。
ソフトボールかな?!
夏休み、ゆっくりできましたか。
どこに行っても暑かったでしょう。
オリンピックの花を探すとなると、意外と難しいかったです。
結果的には、直球も直球、メダリストが手にする花束になっちゃいましたけどね。
本日アップしたハナトラノオの記事にも書きましたが、赤いバラにはなんら興味はなかったんですけどね。
調べてみたら、中国が原産の、八重咲き品種のもとになっているコウシンバラでした。
少し前に撮っておりましたので、急遽記事に仕立て上げました。
そうですよね、あの中国が、そこらあたりの真紅のバラを使うわけないですよね。
甘く見たこちらがアホでした(笑)。
日本はあといくつメダルが取れるか。
金は、難しいでしょう。
まあ、頑張ってくださいとしか言いようがありません~~
★noodlesさん
そうですよ、そこらにあるバラなわけないですよね。
それを見抜けなかった自分が悔しい(笑)。
選手ですか? 知らないんじゃないの。
花になんか興味ないか、きれいなバラくらいにしか思わないんじゃないのかな。
なんだこいつ、弱っぴいじゃんととはいっても、取り敢えず日本でいちばんではあるんですよね。
まあ、そこらあたりの世界との差を、改めて見させていただきました。
日本人には向いていない競技があることもね。
地道に頑張ってください。
★TOGOさん
難しい課題をありがとうございました。
結果的には、いちばん安直なところに落ち着きました(笑)。
もう一花アップしてるからね。
>男子体操種目別。野球。シンクロ。
ソフトボールかな?!
口が裂けても、男子マラソンとは言えないよね(笑)。
希望的発言ですが、女子サッカーに銅メダルをとって欲しいです。