この植物は何でしょう?
久々にクイズ形式でいっちゃおうかな。
ヒントをいっぱい出します。
野菜ですが、それほどポピュラーとはいえません。
認識度だと、この春に紹介した「ルッコラ」と同程度かな。
ヨーロッパの中、南部から中央アジアが原産の、キク科の多年草です。
大きいんですよ。
この株でも、1,3メートルほどあります。
1~1,5メートルくらいが一般的なようです。
本物の花色が出せません。もっと紫っぽい青です。
きれいなブルーの花が咲きます。
3~4センチほどの大きさです。
花茎が立つ前の状態です。
実はこの植物は、葉野菜です。
この葉っぱに見覚えありませんか?
ひょっとして答えはアレかなと思ってたかたも、この画像を見ると、たじろいじゃったかもしれませんね。
葉っぱをサラダで食べる野菜ではありますが、写真のようなものにはお目にかかったことはないでしょうね。
野菜売り場に並んでいる姿は、これとはまったく違っておりますから。
私たちが目にするのは、軟白栽培(日を当てない栽培、いわゆるモヤシ状です)したものです。
白菜のシンのような形で、葉は白色、葉先は淡黄色です。
それを1枚ずつはがしてサラダにしたり、オードブルを乗せる器代わりに使用したりもします。
シャキシャキとした食感、爽やかな香り、独特な苦味のある野菜です。
ここまでヒントを出せば、おわかりの方いらっしゃいますよね。
発表いたします。
チコリです。
アンディーヴでもOKです、フランス語ですから。
正解率、どのくらいでしょうかね?
おじさんですか?
まったくわかりませんでした。
キク科の青い花だとしかわからなかったです。
実はこの写真、5ヶ月前の6月2日に撮影していたんです。
花が溢れ返っていた頃ですからね、名前のわからないものたちは、そのまま倉庫に直行です。
名前検索に割く時間もほとんどありませんでしたので、名前の分かった花たちを、その都度紹介しているうちに、取り残された花たちがいるんです。
チコリの正体も8月にはわかっていたのですが、時すでに遅く状態で、「お蔵入り」のリストのお仲間になってました。
ところがです、ここにきて再度花が咲き始めておりましたので、紹介の運びとなった訳です。
この1枚以外、すべて11月3日に撮ったものです。
でも、goro's 花 Diary では、この花の登録はチコリとはいたしません。
和名で登録することにいたします。
【キクニガナ・菊苦菜】キク科
舌状花だけのキク科の花たちはいろいろありますが(最近だとヤクシソウがそうです)、そのほとんどが黄色で(まれに白い花《タンポポ、ノゲシ》もありますが)、青い花は珍しいと思います。
おじさんには、思い当たる花がありません。
キク科にはありがちなんですが、茎や葉を折ると乳液が出てきて、舐めると苦いl味がすること、食べられる草花には菜が付けられるので、「花が菊で苦い味の菜っ葉」というのが、キクニガナ・菊苦菜の名前の由来ですかね。
日本には江戸末期に、観賞用、食用としてやってきたそうです。
それが今では、帰化植物になっているそうなんですよ。
検索サイトでみると、道端にわんさか生えているところもあるらしいんだけど、おじさんは見たことありませんね。
公園の、この場所でしか、出会ったことありませんからね。
あるところにはあるんでしょうね。
こんなハデというか、目立つ花を!
まだ白い出たばかりの葉ばかり食べているせいか、成長したお姿は考えたこともありませんでした。
それに、レタスたちのように、トウが立って、菜の花系の花を咲かすのかと、思い込んでました。
花としてもお茶になりそうね。
青く出るかしら???
ものばかり…。
マヤラン:見るも聞くも初めて。とても珍しいものをご覧に
なれたのですね!儚げです~誰も持って帰ろうなんて気を
起こしませんように。
ムラサキルーシャン:沖縄へ行くと周年見られるのですね。
私の周辺ではとんと…。花姿はアザミによぉーく似てますね。
ヒヨドリジョウゴ:どこにでもあると紹介されていることが多いにも
関わらず、一度もあったことのない花と実です~
花の姿、今回悟郎さんに見せていただいたのが今まで
あちこちで拝見した中でいちばんの美人さんです。
そしてそしてキクニガナことチコリにはビックリ!
花と葉の写真を拝見した後、料理で見た(食べた)ことのあるチコリと
結びつくまでにかなり時間がかかりました。料理に使われるチコリの
説明をひとつひとつしっかり頭に思い描いていってやっと(^^;)
まったくイメージ違いますね~ グリーンのはも綺麗だし紫がかった
ブルーの花が神秘的。
あぁ~~なんだかとっても不思議な気分です。
綺麗な色です。
>葉っぱをサラダで食べる野菜
>軟白栽培
あたりで、チコリとわかりましたが、江戸時代から食べていたとは。。。
こらこら、ルッコラじゃなくてチコリの花ですからね。
文脈からしたら、単なる間違いだと思いますが(笑)。
でも鮮やかなブルーでしょう?
まさかチコリだとは、なかなかわかりませんでした。
花も食べるそうですが、お茶ね?
青くは出ないでしょう。
★ポージィさん
そうですね、珍しいものが並んじゃいましたかね。
マヤランはほんとに珍しいようです。
調べてみてわかりました。
公園内ですので、どんな経緯で植えられたのかも、謎ですが。
野草は環境の変化に弱いですからね、その場所で見てくるのが一番なんですよね。
ムラサキルーシャンは、私も2度目の対面でした。
前回のものより、遥かに素敵な姿でした。
東京での越冬は難しそうですが、沖縄では周年咲いているそうですよ。
アザミをもっと華やかにした風情です。
何ででしょうね。
前にも仰ってましたよね、ヒヨドリジョウゴには会えないって。
こちらでは頻繁に見かけますよ。
ことに赤い実を付ける時期になると目立ちますのでね、こんなところにもあったのかって、すぐわかります。
そうでしたか。私がアップしたものが一番の美人さんでしたか?
赤い実はお世話になったいるので、感謝の気持ちが、画面に現れているんでしょうかね(笑)。
キクニガナことチコリの花、ちょっとビックリでしょう?
わかりませんでした、私も。
まさかあのチコリに、こんなブルーの菊の花が咲くなんて、です。
それに丈も高かったのでね、なおさらです。
グリーンの葉っぱ、美味しそうでしょう?
かけらを口にしてみましたが、舌が痺れるほど苦かったです(汗)。
チコリを食べてる人でも、グリーンの葉っぱや紫ブルーの花のことは、ほとんど知らないでしょうね。
そうそう、花は切り花として使われるって記述もありましたよ。
充分鑑賞に堪えられますよね。
くれぐれも、無理はなさらないように。
★noodlesさん
ちょっと珍しいでしょう?
あのチコリからこの紫がかったブルーの花には、辿り着けませんけどね。
サラダ、軟白栽培あたりで分かっちゃいましたか。
さすが、noodlesさん。
そうなんですって、観賞用と食用として、我が国にやってきたんだそうです。
どんな風に調理してたんでしょうかね。
なぜ、ルッコラって書いたか?
それは、ヨーロッパ系、香りの強い葉野菜を食べたいなぁ、と連想が広がった。
アンディーブとくれば、あぁ、マーシュも、ルッコラも食べたいと、文章を書きながら、頭の中には彼らのお姿が浮かんでおりました。
そしたら、その思いはしっかり文字になっておった!
はいはい、ご苦労さん(笑)。