昨年はこの倍くらいの高さがあったんだけどね、バッサリと伐られてしまいました。
それでも若い枝が伸びて、それらしき樹形にはなりそうです。
昨年の枝にしか花は付かないんだけどな・・・
1個だけだけど、花穂が見えました。
紹介しますね。
【スモークツリー】ウルシ科
ヨーロッパ南部や、ヒマラヤから中国南部にかけてが原産の落葉低木です。
耐寒性もあり、秋の紅葉も見事です。
現在では改良が進み、品種も多様です。
あまり大きくならない矮性のものや、カラーリーフとして、葉っぱを観賞するだけのものもあるようです。
小さな花でしょう?
3mmくらいかな。
スモークツリーの名称は、英名の「smoketree」(smokebushとも)そのままです。
和名には、カスミノキ(霞の木)、ケムリノキ(煙の木)、ハグマノキ(白熊の木)などがあります。
名前の由来を説明するには、開花した頃の段階では難しいですね。
この時点では、煙っぽいところはありませんものね。
スモークツリーの最大の特徴は、花後にあります。
写真を見ていただくとわかると思いますが、花柄に細い毛のようなものが生えているのを、確認できますよね?
これって、画像のにじみじゃありませんよ。
細くて短い毛のようなものが、この後どんどん伸びてくるんですよ。
この時点からは考えられないくらい伸びていきます。
あと1ヶ月ほどすると、花後の花穂が、あたかも霞みがかかったような、そんな状態になります。
2年前にアップしたスモークツリーの写真に、再登場していただきます。
これを見れば、命名の由来を説明することもないでしょう。
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先日紹介した「春の菊の仲間たち」の中に、名称不明のままアップした花がありましたが、ばねさんのご尽力により「不明花1」の名前がわかりました。
「ベニジューム」、和名は「寒咲き蛇の目菊」です。
ばねさん、ありがとうございました。
「参上!美女軍団」にも、画像2枚追加しています。
ゴローさんのいってる、一個だけの。
スモークツリーの細い毛のようなものは確認できました。
それがこんな花に。
まさに驚きです。
ゴローさんの花々にはいつも圧倒されて、ただただ見ているだけです。
花時期に出会えなかったのは、残念でしたね。
noodlesさん好みの小花で、接写魂に火がついたと思うんだけどね。
煙っぽいの撮りましたか。
ほんとに1個しかなかったでしょう?
★KUBOさん
命名者の驚きが、そのまま表現された名前ですよね。
花後の姿が美しい植物はありますが、種子ではなく、花柄がこんなに変化するのも珍しいんじゃないでしょうか。
まさに霞か煙です。
柔らかな世界を見せてくれます。
私自身が花から得た感動を、なんとかそのまま伝わるようにと思いながら紹介させていただいています。
感動分の一部しか伝わらないもどかしさを、日々痛感いたしております。
知りませんでした。小さな可愛い星型の花なんですね。
渋系の黄色ですか? 可愛いですねぇ~
花柄に生えている短い毛、見えます見えます。
これが最終的にはあんな状態になるなんて、不思議な木です。
そして魅力的。
白壁の素適なお宅を背景の、このスモークツリーに感動したのは
もう2年も前のことになりますか。あらま、びっくり。
もやもやと霞みがかった姿が、スモークツリーの最大の特徴ですものね。
あれこそがスモークツリーそのものですので、あれを花だと思っているかたが多いみたいですよ。
でも実際は、こんなに小さな花です。
ときに種子をつけることもあるようなので、観察を続けたみようと思ってます。
花柄の毛、見えましたか。
この状態からどんどん成長するなんてね、どんな意味があるんでしょう?
種子を外敵から守るためでしょうか?
不思議ですよね。
不思議があるから、煙を見ることもできるんですけどね。
そうです、もう2年も前の写真です。
以来、このスモークツリーを凌ぐものには、出会っていないんですよね。