【シラー ヒスパニカ】ユリ科アシンソイデス属
釣鐘型の花の代表のスズランも既に咲いていますが、スズランに先駆けて可憐な花を咲かせるのが「シラー ヒスパニカ」です。
goro’s 花 Diaryにはちょこちょこと登場していましたが、きちんとした紹介をしていなかったので、今回纏めておきましょうかね。
ヨーロッパ、アフリカ、アジアの温帯地域が原産の球根性の多年草です。
草丈は通常は20~30cmですが、ときに50cmにもなることがあります。
花茎の頭頂部に2cmほどのベル状の花を10~30個ほど咲かせます。
耐寒性もあり丈夫な植物なので、植えっ放しにしておいても、毎年可憐な花を咲かせてくれます。
東京では、野に飛び出しているのを見かけることがありますよ。
青、ピンク、白などの花色があります。
この花の名前を「シラー ヒスパニカ」と憶えていますが、現在は少々ややこしいことになっています。
以前は「シラー(ツルボ)属」だったのがそこから分離され、現在は「ヒアシンソイデス・Hyacinthoides属」になり、「ヒアシンソイデス・ヒスパニカ」が正式名のようです。
シラー属の時代からこの花には、「シラー ヒスパニカ」と「シラー カンパニュラータ」のふたつの名前があったんですよね。
流通名としては、今でも「シラー カンパニュラータ」の方が通りがいいようですしね。
属名が変わって名前が混乱する話は、時折りあります。
この際ですから、和名の「ツリガネスイセン・釣り鐘水仙」にしちゃおうかな。
でも最初に憶えた名前は捨て難いんですよね。
支障が無い限り「シラー ヒスパニカ」でいくことにします。
シラーのお仲間は、世界中に約100種ほどの原種が自生しているそうです。
わが国に自生する「ツルボ」も、そのひとつです。
ツルボは夏の花ですが、「オオツルボ」の和名を持つこちらは、今の時期咲いています。
【シラー ペルビアナ】ユリ科シラー(ツルボ)属
地中海沿岸が原産の球根性の多年草です。
耐暑性、耐寒性、どちらも有りますので、丈夫で育てやすい植物です。
ヒスパニカ同様、植えっ放しでOKです。
下から花が咲き上がるに従い花茎が伸び、豪華なピラミット状になるんだけど、慎ましやかな装いの開花当初から3分咲きくらいの時期が、いちばん好きですね。
青もピンクも白も、みんなかわいいです。
妖精みたいですね。
うちのは、シラーベルビアナですが存在感がありすぎて、私も3分咲き位が好きです。
今日は、良い天気ですね。
うちの店は、カーネーションと野菜苗でいっぱいです。
何か変わったお花の写真、期待しています。(笑)
今日、植物園へ行って来たんです。
逢ったんです、シーラーベルビアナ。
あっ、とふりむいて、一瞬でした。園内循環電気バスというのがあって、ほとんどトロッコみたいので、ゆっくりと走り、見える場所に生えている花だけ教えてくれるんです。
「ハーイ、これ、ツルボね、釣鐘水仙の仲間ですね」
って。あっさりしたもんです。
植物園ですから結構かたまって、たくさん咲いてましたよ。
町内の行事で、となみのチュ-リップフェアへ行ってきました。暑いのなんのって。で、植物園は帰り道のオマケでしたが、実は私はこれが本命で…。
キケマン属のチャイナブルーって、真っ青なキケマンを見てきました。
たった1時間30分。心残りでした。6月になったら、バスに乗って一人でゆっくりと1日かけて見てきます。あ、ムラサキハシドイにも逢いました。真っ盛りでした。
黒いチューリップも見ましたが、この花は黄色とか赤いほうがいいですよ。黒いのは詰まんなかったなぁ~。
マニアックな世界だから、連れは要らないみたい…
まあ、年寄りがすることではない…です。今日1日歩きづめで足が棒になりました。
私は初めてシラーヒスパニカを見たとき、妖精のベルのようだなって思いました。
ほんとに可愛いです~~
ロッキーママさんの庭にはベルビアナがあるんですね。
3分咲きくらいがいいですよね。
咲き始めてしばらくの間は綺麗だなと思いますが、ある時期を過ぎると暑苦しくなってしまいます(笑)。
良い天気でしたね、風も穏やかだし、気温もちょうど良くて。
ちょことだけブラブラしてきました。
この時期の花屋さんはカーネーションが主役ですよね。
そうか、野菜の苗もこの時期でしたね。
変わった花ですね。
次回アップする花は、ロッキーママさんの期待に添えると思いますよ~~♪
★富山ばあちゃん
植物園でシラーベルビアナをご覧になっていらしたんですね。
シラーヒスパニカとは姿が違いますよね。
全国的にも有名な砺波のチューリップを見てらっしゃったんですね。
TVや雑誌などでもよく見かける風景です。
あの規模で咲いていると、凄いでしょうね。
チューリップも新品種が数多くありますが、昔からある赤、白、黄色のシンプルなものがいちばん好きですね~~
真っ青なキケマン属のチャイナブルーですか。
初めて聞きました。
ライラックの花は、こちらではさっさと咲き終わりましたよ。
日を改めての植物園見学、いいですね。
私も花を見るときには、連れはいりません(笑)。
わが家のシーラーヒスパニカ、殖える、殖える、あまりのことに当たるを幸い根こそぎし…まあ、それほどでもありませんが、とにかく畑の一角、いまの季節、この花が幅をきかせておりまして ハイ。
あとでキケマン、チャイナブルーで検索したら、わけなくヒット、今、見てきたばかりの富山県中央植物園のホーム・ページでした。一度見て下さい。
西洋ジュウニヒトエの花が盛りです。近くのお地蔵さんの祠の足元。派手ですね。30人くらいの女官たちがお揃いの濃い紫の裳裾をひいてひしめいております。
傍に咲いてる耳かきみたいなクチビルバナ科の花が分からなくて困っています。
こちらでも花壇から飛び出しているのを見かけますのでね、かなり丈夫な植物なんだろうと思っておりますが、そんなに殖えますか。
まあ、適度に間引きながら、お付き合いください(笑)。
「キケマン チャイナブルー」、検索して見てきました。
もの凄く明るい水色ですね。
さすがヒマラヤ産。
ブルーの芥子を思い出しました~~
セイヨウジュウニヒトエ、数集まると派手ですよね。
こちらではほぼ咲き終わり、尾羽打ち枯れた女官の姿になってますよ(笑)。
クチビルバナ科?
初めて目にする科名ですが、サルビアなどシソ科のことなんですね。
耳かきみたいな花? さて何でしょうか。
どんどん更新なさっていらっしゃるのに、このページにしがみついていてごめんなさい。
いまクチビルバナ科なんて言わないのですね。
たどり着きました、あのか細いクチビルバナ科の花。
マツバウンランでした。しょうもない雑草ながら、集まって、僅かな風に揺れているととても繊細で風情があって、好きな花です。
なぜ突然、この地にたどり着いたかも判明致しました。
地蔵さんの祠のとなりは、住む人が居なくなって更地になり、そこへ地盛りのために土砂が入れられたのです。ウンランはその土砂に混じってここに運ばれたのでした。
検索したら1980年ころから目に付くようになったそうで、北アメリカの海岸に自生している帰化植物でした。ゴマノハグサ科でした。混乱させてごめんなさい。
メデタシ メデタシ ~ ~
いまではクチビルバナ科は無くなってしまいましたが、以前はあったんだということが判って、勉強になりましたよ~~(笑)。
悩んでいらっしゃったクチビルバナ科の花とは、マツバウンランのことでしたか。
そのような経緯があって、富山ばあちゃんのご近所までマツバウンランがやってきたのですね。
こちらでもマツバウンランは増え続けていますよ。
私も心惹かれる花です。
仰る通り僅かな風でも揺れていますのでね、撮影には苦労します。
今年も撮ってありますが、アップ予定は今のところありません。
はい、マツバウンランはゴマノハグサ科です~~