【センダン・栴檀】センダン科センダン属
伊豆半島以西の本州から沖縄まで、広くアジア各地の熱帯、亜熱帯地域に自生する落葉高木です。
成長も早く、大きなものだと30mにもなるそうですが、マイフィールドでは10mほどのものが多いです。
有名なことわざに「栴檀は双葉より香し」がありますが、ここで紹介しているセンダンでは無いことは、goro’s 花 Diaryでも再三書いておりますので、ご理解いただいておりますよね。
ことわざに謳われている「栴檀」は、マレーシアやインドが原産の香木「ビャクダン・白檀」の別名で、こちらのセンダンには、ビャクダンほどの香りはありません。
雄蕊が散る頃になると甘い香りがするとのことですが、未だ香りを意識したことはありませんね。
今年も、枝をむんずと引き寄せて撮影いたしました。
センダンの魅力は、紫の花色にあると思っております。
紫の筒状のものは、雄蕊が固まっているのですけどね。
大人の色香を漂わせる上品な花色に、上臈人を重ね合わせてしまいます。
今時は、この花をイメージするような女性は・・・ 思いつきません。
どこかにいるだろうとは、思うんだけどね。
センダンの名前の由来になってと言われる果実は、過去記事の「小さな団子たち」でご覧になってください。
高い場所で咲く花の撮影、大変だったでしょうね。
毎回拝見するたび、上品な綺麗な花だなと思います。
私は会ったことがない、とずっと言ってきたと思いますが、
実はしょっちゅう通っていた場所で見ていたことが判明しました。
昨年まではたまたま花の時期に通らなかったのか見上げなかったのか…
冬に小さな団子たちがぶら下がっているのを見て、あらっ?と
気付いたのです。夏中葉っぱを見ていた間は無関心、何にも
気付かずにいて(^^;) この実はひょっとしてセンダン?
春先に剪定されたのでどうかと思っていたのですが、5月始めに
花も無事見ることができました。見られた・綺麗だという感動の前に、
やだぁ~こんな身近にあったんだぁと恥ずかしい気持ちのほうを
強く感じてしまいました(笑)
高さ3mほど。見上げる位置からだと4~5mの位置で風に揺れて
写真は今ひとつでしたが、それでも初撮影しました。
僕は、年末に実と一緒にアップします。
本当の栴檀を見たのは、ずい分前になります。
花色が素敵ですね。
この色合い、大好きです。
もっと低いところで咲いてくれたら、うちにも欲しいなぁ~。
このセンダンの木は微妙な位置にありましてね、ほんとは全木をカメラに収めたいんですが、右下隅にブルーシートが写っておりますでしょう?
これ以上引いて撮ると、左にもブルーシートが入ってきてしまい、なんとも見っとも無いことになっちゃうんです。
傾斜地にありますので、毎年枝を引き寄せて撮ってます~~
この花色はなんとも上品で、完全にお気に入りの花になってますね。
そうそう、あまり縁がない花で、車のなかから見かけたとか、仰っていませんでしたっけ?
それがなんと、身近なところにあったんですね。
花が咲いてたら気付くはずですから、たまたま花の時期に通らなかったんじゃありませんか。
花や実が無いと、緑の木~~で終わってしまうことってありますよ。
なんだ、こんなところにあったのかってこと、私にも経験があります。
苦笑いをしたこと、度々ありますよ(笑)。
写真の出来はともかくとして、花時期になると見られる場所があることがわかっただけでも、大収穫ですね。
★noodlesさん
センダンの花との出会いはありましたか。
小さな黄色い実と一緒の登場ですね。
半年ほど、眠っていただきましょうね~~
★ロッキーママさん
一寸栴檀なるものがあるんですね。
鉢植えのセンダンを見かけることがありますが、それも一寸栴檀なんでしょうかね。
白花じゃありませんけどね。
高知には普通のセンダンの白花があるようなんですよ。
見てみたいですね。
白と紫の色合いが、なんとも上品です。
小さく育てれば、低いところの花が見られるんじゃありませんかね。