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集中する子


子どもたちの様子を見ていると、やはり何かに集中するというタイミングがあります。

ゲームをやっているとき、本を読んでいるとき、野球の練習をしているとき、動物の世話をしているとき、まあ、本当にいろいろなときに「え、そんなに集中できるんだ」と思うぐらいに気合いが入っているというか、がんばっている。

つまり子どもたちにはもともと頑張る力は備わっているのです。

ただし、それがどの方面に発揮されるかはまだ確定しているわけではない。これが受験勉強になってくれれば、それはそれなりにいいわけですが、しかし、そうなかなか上手くいかない。

例えば、模擬試験の成績が良ければ自信をつけて頑張るか、と思へば安心して違うことに頭が行く可能性もあるし、悪ければ悪いで自信を無くして頑張らない、ということだって当然あるわけで、同じ結果であっても対応はいろいろ出てくる。

だから、そこをうまく引き出す方法が必要で、そういう機会に恵まれると短期間でも力がついてくるのです。

引き出すコツとして大事なことは3つ。

1つは、やはり子どもをよく見ていること。悪いことについ目がいきがちですが、何かいいことはなかったか、変化はなかったかをしっかり観察する。

2つ目は、その変化をやはり褒めること。悪いことをいうよりも、いいことを教えてあげることから始めるべきです。

そして3つ目は具体的にやることを絞ること。

勉強しなさい、ぐらいいい加減な指示はないのです。何をどのくらい、どうやれば結果が出るのか、一緒に考えてあげないと先に進まない。時には「やらなくていい」ということを決めなければいけないこともあるのです。

そうやって具体的なことが決まってくるうちに、だんだん子どもたちの集中力が発揮されてくると、少しずつ自信が生まれてくるでしょう。

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今日の田中貴.com

ウチの子、がんばってます
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