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公立一貫校対策の塾

近年、公立一貫校の人気が上がってきて、最早競争率はピーク状態ですが、しかし、どういう子どもたちが合格しているのか、というと2つ流れがあるようです。

ひとつは公立一貫校対策の塾。この塾は、中学受験の塾ではなくて、高校受験の塾であることが多い。公立一貫校というのは公立高校に付属して作られているものですから、高校受験の塾の方が親和性があると言えるかもしれません。

実際に入試は検査といわれるように学力検査と作文というような形式ですから、私立の中学受験に比べると対策はそれほど多岐にわたらないのも、対策のコースを作りやすい原因になっているかもしれません。

もうひとつの流れは中学受験塾。東京、神奈川の場合、公立一貫校は2月3日が受験日ですから、それ以外は私立を受け、3日は公立一貫校を受ける。私立と公立一貫校を併願するといってもいいかもしれません。

この場合、あまり公立一貫の対策をすることはない。過去問はもちろんやるでしょうが、対策はどちらかといえば私立対策に重点が置かれる。それだけ、やることが多い、ということなのですが、それでも公立一貫校への合格者は少なくないようです。

で、公立一貫の倍率がかなり上がってしまったので、それだけを受験する、というのはやはり厳しい。だったら私立も受けた方が良いのではないか、という考えが出てきているようです。

公立一貫に人気があるのはその受験準備の負担が小さいことですから、あまり負担のないやり方を選びたいところはあるわけで、逆にそういうやり方の方が、自分で勉強する機会が増えて良い結果につながるかもしれません。


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