夏休みは飛躍のチャンスだが

あと１ヶ月ほどで夏休み。６年生は受験前、最後の夏休みだから、ここでがんばろう、と気合が入るでしょう。いや、気合が入っているのは、お父さん、お母さんかもしれませんが。

が、この時期もやはり夏期講習は当然のごとくあり、自由になる時間はあまりたくさんありません。したがって、あれをやろう、これをやろうと思ってもなかなか収まらないのですが、しかし、「飛躍のとき」というイメージは強いので、夏休みが終わったときに、「え、もうおしまい？」みたいな感じになりやすいのです。

また、夏休みが終わった直後から、本格的な模擬試験シーズンに入るわけですが、夏休みを終えたら結構できるようになっているのではないか、と期待するのですが、１学期最後の偏差値よりも悪いというときだってあります。

これは、やはり勉強が進むことによって混乱も拍車がかかるというか、いろいろ迷うことが多くなってかえって点数が悪い、ということになるわけで、それも模擬試験が進むにつれて落ち着いてくるものではあるものの、２学期最初の模擬試験で大打撃を受ける、ということもあり得るのです。

だから、「夏休みこそ・・・」と思わないてください。

淡々とやるべきことをやっていく。

できないことは言っても仕方がないことなので、できることに集中する。

そうやって気持ちを整理しないと、不満だけが残ってしまいますから、気をつけて下さい。

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