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理由を考える

受験に向けて、いろいろな知識を覚えます。

ただ、それはなぜだろう、どうしてそうなったんんだろう、ということを考えると、さらに知識の幅が広がっていく。だから、理由を常に考えていることが大事です。

例えば京浜工業地帯というのは、日本の工業地帯の中で生産額が一番でした。

しかし、今は中京工業地帯が一番です。

京浜工業地帯は首都圏は発達するにつれて、住宅事情に推されて環境問題が厳しくなった。なので、どんどん工場が少なくなってきたわけですが、一方中京工業地帯は自動車の生産額が上がり、その裾野の工業もあるから、京浜工業地帯をしのぐ勢いになりました。

北九州工業地帯が、今は四大工業地帯から外れてしまっていますが、これも北九州工業地帯の中心は何だったのかを考えてみるとはっきりするでしょう。

確かに地名、人名などはただ覚えなければいけないところがありますが、その場所はどういう地理的条件で、どういう産業が発達している、ということまで合わせて考えていくと、その地名に意味がある場合もあるかもしれない。その人がどんなことをやったのかを知れば、その人の存在がさらに印象深くなって覚えやすくなることもあるでしょう。

だから、ただ覚える、ということももちろん大事ではあるのですが、常にその理由や背景を考えていくと良いのです。覚えれば点数が取れる、というのはその通りですが、どうせ覚えるのなら、なるべく忘れないようにする工夫は多少なりともした方が良いでしょう。

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