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空白の3ヶ月はなぜ起きるのか?

6年生の4月〜6月までをよく「空白の3ヶ月」と言います。

この間、特に何かイベントがあるわけでもなく、淡々とカリキュラムが進行するわけですが、その内容が実は大いに問題がある。

実はカリキュラムがどんどん進行して、すでにいわゆる「受験カリキュラム」を終えているところが多いのです。社会の一部が残っているところもあるが、基本的には終わっている。

終わっているから、本来なら学校別対策へと進んでいけば、それはカリキュラムを速めた意味があるようにも思うのですが、ここで謎の復習回が続くのです。

せっかく早くやったのに、ここで復習をするぐらいなら、ゆっくり進んでも変わりはない。

逆に、学校別に進まないから、夏休み以降の学校別対策がスケジュール的に楽にならない。

ここが特に問題です。

だから、早めに個人で過去問を始めることを薦めていますが、多分、塾はみんなが同じ進行過程で行くことを望むので、「過去問はまだ手をつけなくても良いです」という言い方をします。

ゴールデンウィーク中に行われる学校別対策授業というのも、本当の意味ではまだ学校別対策といえないところがある。どちらかと言えばレベル別特訓みたいな感じでしょうか。

本来、受験準備はパーソナルなもので、これからは特に個々の目標や状況に合わせて、やるべきことを精査していかないといけないので、この3ヶ月の中身についてしっかり計画を立てて進めてください。




今日の田中貴.com
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