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年度毎にやるか、それとも教科をしぼるか

過去問の話です。

例えば4教科校だとして、年度毎に算数、国語、理科、社会とやっていくか。

算数だけまず2012、2011、2010、とやっていくか。

前者のメリットは、全体でどう点をとっていくか、というイメージがわきやすくなる。例えば算数ではこのくらい、国語でまあ、この程度。理科はこうで、・・・という感じ。

一方算数だけしぼると、その教科の出題傾向がしっかり身についてくる。

ただ、私は年度ごとに進んでいった方が良いかなと思います。というのは、結局、合格は合計点で決まる。つまり、合計点でどのくらいをたたき出すか、そのためには各科目はどうあるべきか、ということを戦略として持つべきだと思うからです。

今の段階だとまだ、知識は十分に覚えていない。算数もまだ不十分。ただ、算数が6割とれて、理科社会であと30点伸ばせば合格点に届く、というようなイメージが湧くと、それこそ理科社会の勉強にも力が入りやすい。

算数だけ、国語だけ、とやっていくと、最終的に嫌いな社会が5年分残ってしまう。「あー、やりたくない」という気持ちが先に出てきてしまうと、なかなか進まない。

とはいえ、教科毎にしぼってやってもメリットはありますから、すでに始めている場合は敢えて計画を変更する必要はありません。

秋にはやはり、年度ごとに進んでいった方が良いでしょう。今は、まだじっくり取り組む時期ですから、それほどやり方にごだわる必要はない。

むしろ、一問一問じっくりと解いていってほしいと思います。


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