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中学入試にも英語が出る?


政府の教育再生実行会議が、英語を小学校の正課として授業を実施すること、現在5年生から始まっている外国語活動をもっと早めてスタートさせることなどを柱とした提言案を大筋で了承したそうです。

まだ検討される段階ではあるでしょうが、これがそのまま進みそうな気がしています。

ただ、非常に多くの問題を抱えていることも事実で、例えば小学校の先生が英語を教えられないといけない。また小学校で学ぶ英語の教科書のあり方、あるいはシラバスとこれまでの中学1年生からのカリキュラムをどうつなぐかな、検討しなければならない問題があるでしょう。

しかし、実際に正課として採用されるとなると、成績がつくことになるわけで、そうなれば中学としても英語ができる子がほしいから、やはり入試の科目に採用していくのではないかと思われるます。

実際に英語ができる生徒は、大学受験での成績も良いため、中高一貫の進学校では比較的早く帰国子女受け入れの体制ができていきました。ただ、その分、他の教科の準備がままならない部分もあるので、帰国子女枠という別枠で入試を行う学校も少なくありません。

でも英語が正課であるならば、帰国子女の子どもたちも一緒に選抜することができる可能性が出てくるでしょう。そうなると、中学入試も私立の高校入試と同じように「英数国」の3教科になるのかしれませんね。

まあ、実現までにはまだだいぶ時間がかかるし、解決しなければならない問題も多いでしょうが、何となく、これはこのまま行きそうな気がするのです。

そうなるとまた塾もいろいろ変わるんでしょうね。きっと。

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