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反抗期まっただ中!?

6年生のこの時期、お子さんに何かしろというと、

うるせえなあ

という声。「何、その言い方は!」と怒ろうものなら、それから1時間は勉強にならず。

「まったく、何様よ!」

と思われているご家庭はありませんか。

あるいは、家に帰ったら、自室にこもったまま。

何をしているか、わからないという女の子。

今までまったくなかったしゃれっ気が、そこそこに顔を出し。本気で受験する気あるの?と思われているお父さん。

いよいよ始まりました。本格的反抗期?

反抗期であることに間違いはないでしょうが、本格的かどうかというと??という感じですね。

小学6年生で、これまで勉強もしてきている子にとっては、自分である程度いろいろなことをやれるという気もあります。だから人からいろいろ言われたくないという気持ちはもちろんある。

だから「うるせえなあ」になりますね。

また、少年、少女から大人になりたいと思う気持ちがスタートするころでもあります。恋愛やおしゃれに興味が出てきたとしても、ごくごく普通の話。

ただ、それが受験期に重なるので、

「この大事なときに何をやってるんだろう」

と親は思うかもしれません。

ことの軽重を、当然子どもも判断することはできます。ただ、まあちょっとやってみたい、とか、このくらいはいいか、みたいな気持ちになることも事実。

ストレスもあります。

こういうとき、親はどういう態度で接すればいいでしょうか?

まずいけないのは、一方的に傾くこと。子どもの気持ちを押し殺してもいけないし、かといって腫れ物に触るような態度もだめ。

メリハリをつけることが必要なのです。

本人が自分でやりたいと思っても、それでは時間効率が悪かったり、いい加減になるということであるならば、そこをしっかり納得させ、時間を区切って勉強する必要はあるでしょう。

「21時までは、お母さんと国語の勉強をする。あとはあなたが自分で算数の復習をしなさい。」

とか

「朝の漢字は、お父さんが丸をつける。それまでにやってしまいなさい。」

という約束事をきちんとつけることです。

最早、何でもかんでも親の言う通りになる時期ではありません。だからといって、12才ですから分別が十分ではない。親の保護は必要です。

だから、親も自分の子どもだと思って甘えず、一人の人間として、その子の自由な発想を妨げず、かといって自覚を持って生活することの規律は忘れず、というメリハリのある態度をとるべきでしょう。

「うるせえなあ」は成長の証であり、本当はお赤飯ものなのです。だから、子どもの成長を認め、新たな子どもとのコミュニケーションのやり方を考えていきましょう。

少し距離を置くと、すぐ心配になって

「お母さん・・」

と擦り寄ってきます。まだそのレベルの話だと思ってください。 
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