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資料を読む力

ここ数年、理科や社会で資料読解の問題が出題されるようになりました。

公立一貫校の入試はPISA型と呼ばれ、この種の問題が多いのですが、私立の入試問題でも見かけるようになりました。

ひとつにはデジタル化が進み、いろいろな資料やデータ、図版が入試問題に使いやすくなったという理由があげられるでしょう。

例えば実験結果をグラフにしたり、表にしたりして提示し、その中から傾向を読み取ったり、あるいは仮説を立てるというようなことが求められています。

その分、今までのように知っているかどうか、だけでは決まらなくなったので、考える力はさらに必要になってきています。

これらの問題に対する対策は、やはり問題を練習する、ということに尽きるでしょう。

志望校の問題ばかりではなく、これらの出題を解いていく練習はしておいた方が良いし、その中でどこに解答があるのかを見つける手立てを考えられるようになっていきます。

ただ、この手の問題のネックは、資料や問題文が非常に長くなっていることです。

最近の理科や社会の過去問集は国語と厚さがそれほど変わらなくなってきました。その分、相当の分量の文章やデータを読みこなさなければならないわけで、素早く読み取る力が必要になってきます。

読むのが遅い、という子にはなかなか厳しい問題ですが、それでも練習を続けていくことで少しずつ早くはなっていくので、あきらめずに練習を続けていってください。

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