使わないものは片づける

これまでにいろいろなテキスト、問題集、あるいは参考書を使ってきました。

しかし、ここから使うものは限られます。

過去問集。時事問題集。暗記テキスト。計算問題集。資料集と地図帳。

他にもあるかもしれませんが、もう使うものだけを目の前に置くようにしてください。

よく、受験が終わった後、不要なテキストを塾に寄付してもらっていましたが、それを見てみると、あまり使っていないものが結構多かったものです。

つい、本屋によって「これは良さそうだ」と買ってしまったものも多いのでしょうが、目の前にあると、「あ、これもやってない」という気持ちになってしまいます。

それは「勉強が不足している」という気持ちにつながりやすいので、目の前から消してしまった方が良い。

あと、これだけやれば受験勉強は終わるんだ、これを最後までしっかりやり切ろう、という気持ちにしてしまう方がいいのです。

「もしかしたら使うかもしれない」

と思うものは、実はほとんど使わないのです。

例えばこれまでやった塾のプリントもきちんと整理されているかもしれませんが、もうほとんど使うことはないでしょう。

だから、しまってしまう。少なくとも目の前から消してしまう。

最後の100日、これだけやって終わろう、というシンプルな体制は、子どもたちの集中力を高めます。

	中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子
	クリエーター情報なし
	株式会社　邦学館

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