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6年2学期から塾を変える?

6年生の2学期から塾を変わることは、結構リスクが大きいと考えられるかもしれません。

でも案外この時期に新しい塾に通い始める子どもたちは多いのです。

これはやはり学校別の授業が始まり、自分が受験する学校の対策が今までの塾では不十分と感じられる場合でしょう。

中学受験はすべてが独自入試ですから、各校が問題を作ります。したがって、それぞれの学校に学校別傾向があるわけですが、それに全部対応する、というのはなかなか難しい。

学校別特訓が上位校に限られている塾がほとんどだと思いますが、それでもほんのひとにぎりの学校に過ぎないでしょう。

本来今まで通っている塾で細かく学校別の対策指導をしてくれれば、わざわざ塾を変えることもないのでしょうが、例えば、学校別クラスが選抜制で、その選に漏れた場合はどうするのか?

やはりその塾は離れて「ウチの子に学校別対策をしてくれる塾」を探すのは自然なことだと思うのです。

ですから、塾を変えるのは当然アリでしょう。ただ、増やす一方、というのはちょっと無理があります。

今まで通った塾のこともあるから、それ以外にあと1日、また1日と増やしていくと、子どもたちが自分で勉強する時間がなくなる。

親としては今まで指導してくれた先生から離れがたい、というところがあるのでしょうが、その結果として勉強が広がりすぎてしまうとかえって効果がうすくなります。

だからしっかり2学期のやり方は考えた方が良い。ここで塾を変える必要がある、と思うのであれば、今までの塾との兼ね合いもしっかり考えてください。

上手なスケジューリングをしないと、子どもたちが苦しくなるだけです。

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