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子どもにお金の話をしても


私立に行かせるのにはお金がかかります。今、すでに塾の月謝だって大変でしょう。これから入試手続きをするのでも、1回が数万円単位でかかります。だから、つい、子どもにお金の話をしてしまう。

「こんなにかかってるんだからね。」

こんなには、当然親の方の実感としてはすごいものがあるわけです。

しかし、子どもからすると、金額としてはすごいんだろうなあ、とは思いつつも、実はあんまりピンときてはいないのです。

現実に子どもたちがお金の価値を実感するのは働き始めてから。例えばアルバイトをするとか、社会に出て給料をもらい始めてみると、

「え、良くうちはそんなに出せたなあ。」

なんて思うのです。

で、あまりにそういうことばを言いすぎると、子どもたちにはまたまたプレッシャーの種ができる。

私は私立に出す以上、親としての覚悟が必要だと思っています。

これは親の勝手で出すのだ」と。

本来、中学は義務教育です。

だから別に中学受験をしなくともいいし、私立に出すこともないといえばない。

しかし、いろいろ考えて、それが子どものためになれば、と思うから出す。やらせるわけです。

つまりこれは親の勝手です。

子どもが中学受験をしたい、といっても実際に出せなければ、やらせない。しかし、出すと決めたのだったら、これは親が決めた、ということなので、親の勝手です。

だから、多少話をするのはもちろん悪くはないが、あまり言ってもピンとこない子どもも多く、逆にプレッシャーになる子は本当にそれだけで心がしんどくなってしまう。

ですから、お父さん、お母さんも腹をくくりましょう。

「出せるんだからいいんだ、これで。」

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わかっちゃいるけどやめられない
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