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挑む子


1回目の試験が残念で、これから2回目、あるいは3回目の試験に挑む子どもたちがいます。

3日を過ぎるとこれからの試験は定員も少なく、難度もこれまで以上に高くなります。

しかしながら、1回目が残念で、2回目、3回目で合格した子どもたちはたくさんいます。

これは勝負が僅差であるから。

このように複数回で入試をやる学校というのは、1回で入試を終える学校に比べて当然のことながら各回の定員が少ない。

1回だけの入試なら、もしかすると合格できたかもしれない子どもたちが、残念な結果になっているということですから、ここで心を折らず、最後まで挑むのが良いでしょう。

絶対に入りたい、と思う気持ちを最後の結果が出るまで持ち続けることです。

縁がない、と決まったらあきらめればいいが、それまでは絶対にあきらめてはいけない。

充分、チャンスはあります。

ある先生がこんな話をしてくれました。

「3回目という試験は、やはり子どもたちにとっては過酷です。だから、これまで努力してきたことがなるべく結果に結びつくような問題にしたい。ただ、難しい、というのではなく、本校を志望して勉強した、という結果が出やすい、という意味では、やはり過去問です。3回目はだから、より一層、過去問に忠実に問題を出そうと思いますね。」

全部は見切れないが、それでもできる分はもう一度練習してみましょう。

そして、もう一度、ていねいに解く。

3回目に入った子がこんなことを言っていました。

「これが、最後、と思ったので、本当に良く問題を読みました。1回目や2回目は、上がってたのかもしれないから。試験が終わった時、これで落ちても仕方がない。精一杯やったから、と思えたんです。」

そういうときには、やはり良い答案が書けているものです。

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