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今、どんな先生に子どもは習っていますか?

先日、ある保護者の方から相談がありました。

「志望校の面接をするのに、どうも、その先生は、ウチの子を教えている感じではないのです。ウチの子の顔も知らない先生に言われても、納得できないし」

まあ、そういうシステムの塾はあるでしょうね。教える先生と、進路指導をする先生が違う。

なぜか?

教える先生が進路指導するのは難しいから。なぜ?

学生のアルバイトだから? でも大学生のアルバイトでも、できる人はできる。

先日、高校受験のある先生と話をしたところ、
「中学生は学生のアルバイトをすぐ見ぬくので、力のない先生を置くことはできない」といっておられました。

学生のアルバイトでもできれば問題はないし、そういう教育を塾がしていればいいはずです。

でもできない。

問題は組み分けテストです。

毎月組み分けがあれば、先生は変わる。だから教えている先生がずーっと同じ子をみているわけではない。

だから進学指導の先生がいるわけです。

でも、ということは。だれも自分の子のことを知らない、なんてことになりかねないわけですよね。

したがってデータだのみになる。私は一番ここが気になります。

データはデータでしかない。2ヶ月前の模擬試験が良くても、本番がいいとは限らない。だから、進学指導には経験も技術も必要なのです。

そこでこういう塾では残り3ヶ月組み分けをしません。最後の3ヶ月は固定でみようと。

しかし、先生の布陣が変わらないとなれば、上からいい先生がついているとすれば、結論は明白でしょう。

今、お子さんはどんな先生に習っていますか。

最後の3ヶ月は大事な時期ですから、その先生としっかりタッグを組んで準備を進められなければ、効率は悪くなるだけです。

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