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面倒だな、と思う気持ちも大事

昨日の慶應普通部の1番の1の計算問題です。

94×97-63×17+□×80-31×97=12800

1番の1というのが、まあ、ミソかもしれません。


ここで「面倒だな」という気持ちがあることが大事なのです。

何とか楽がしたい。

すると一番最初と最後に97がいる。94×97-31×97=63×97

すると今度は2番目の63×17が目に付く。そうか、これでいいや、と確信が出てきたでしょう。

63×97-63×17=63×80 つまりもとの式は

63×80+□×80=(63+□)×80=12800ということになりますから、12800÷80=160から□=160-63=97

と答えればいい。

1番の1だから、時間を使わせようという魂胆もあるかもしれません。

面倒だな、と思う気持ちも大事なのです。


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