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不得意なものを克服する

例えば、場合の数が得意ではない、という子は少なくありません。

場合の数は比の問題のように、答えをあてはめて検算することができない。何となくできたけれど、これでいいのか、不安みたいな感じになりやすい。しかも、場合分けが必要な場合、ちょっと数え忘れたりするからミスが起こりやすいのです。

結果として、試験中場合の数が出ると、もう手を出さない、ということになったりするわけですが、良く見てみると結構簡単だったりすることもある。

したがって、不得意なものから逃げてはいけないのです。

そういういやな分野があるときは、徹頭徹尾勉強してみるべきです。例えば電話帳から場合の数と思しき問題をどんどん解く。もちろんできないものも多いだろうが、やっていくうちにコツがつかめてきたりするものです。

これはきらい、わからない、ということがもしあったら逃げないで、集中して克服してください。今のところは、まだまだ克服する時間的余裕は充分ありますから。


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第283回 力の差

6年生の教室から
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