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範囲は果てしない


学校の先生と出題の話をすると、
「塾がやらないような問題を出したい」
という話を聞きます。

そんなに、力を入れなくてもいいのに、とつい思ってしまうのですが、もちろん塾もそれなりに対応する。すなわち新しい問題が出れば、その対策をするし、カリキュラムも増えていくことになります。

だから以前と比べてみると、ずいぶん増えているし、膨大になっているわけです。

ということは、その果てしない範囲を、全部やるというのは非効率だと、まず考えないといけない。

あれもやらなきゃ、おれもやらなきゃ、といったって入試に出ないものは出ない。例えば電気が嫌いだなあ、と思っていて、一番行きたい学校で「電気が出なかった」とすれば、こういう言い方は何ですが、「電気は勉強しなくてもよかった」ということになるわけです。

(いや、もちろん勉強はしたほうが良いとは思うのですが、しかし受験勉強というのは合格するためにやるわけだから、そこはやはり効率を重視したほうが良いのです。)

だから志望校を早めに決めて、その出題傾向に合わせるのが最も効率が良い、ということになるのです。成績が定まらないと志望校が決まらない。という考え方はやめたほうが良いと思います。

なぜなら、そのために途方もない範囲をやらなけばいけなくなる。まずは一番行きたい学校の入試傾向は何なのかを知って、そこから組み立てていくべきでしょう。

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今日の田中貴.com

どう対応するか、決めておく
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中学受験 算数オンライン塾

3月11日の問題
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