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テストのやり方を考える

模擬試験で子どもたちの解く様子を見ていると、スタート直後から鉛筆がカタカタ動く音が聞こえ始めます。

算数は最初に計算問題があることが多く、これを最初から一気に解き始めている、という感じなのですが、しかしまずしなければいけない音は問題用紙をめくる音だと思うのです。

つまりいったい何問出ているのか。最後の問題はどこにあるのか。どんな問題がでているのか。最初に全体を把握する。

その上で、これはできそうだな、とか、これはおもしろそうだな、という問題にしるしをつける。あるいはちょっと後回しにしようかな、という問題もあってもいいかもしれない。

一気に計算を始めると、うまくいったときはいいですが、答えが変な分数になったりすると、あせってしまいがち。

そこで時間をロスして慌ててしまい、最後のページを見過ごしてしまう、みたいなことも起こるものです。

急いては事をし損じる。

わけですから、すべての教科について、やはりまずは全体を見直して多少なりとも作戦を考えた方が良いでしょう。

良く言われるのは、国語は漢字から始めるという方法。

これもひとつの作戦ですし、問題文をすぐ読み始めるのではなく、問題から読む、という方法もあるでしょう。

試験時間は限られてはいるものの、逆にうまい使い方をすることで「取り得る点数を全部取る」ことにつながっていきますから、テストのやり方をぜひ考えてください。

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