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国語の記述対策

学校によって、長い記述を書かせる問題を出題する学校があります。

こればかりは、学校の出題傾向によって異なります。出る学校は、確実に毎年出す。出ない学校は、出ないので、過去問を見ながら対策を考えていけばいいわけですが、しかし、いざ、記述の対策をする、ということになると、添削してもらわないといけないでしょう。

塾は、概ねこれにきちんと対応していると思います。

記述の出る学校を受ける場合、過去問を解いて、その答案を先生に提出して、添削を受ける。まあ、数によって早く帰ってくる場合もあれば、なかなか帰ってこない場合もありますが。

私が記述の添削をするとき、まず気を付けるのはひとつの文を短くすることです。

子どもたちは当然、下書きはしない。入試で下書きをしてから、清書、というような段取りはまず時間的に不可能でしょう。したがって、ぶっつけ本番で書く。そのときに、考えが出てくるから、いきおい、ひとつの文が長くなりやすいのです。

そうなると、結局、この文は何を言いたいのか、わからなくなる。主語と述語の不一致、というような初歩的なミスも出やすくなります。

したがって、良く「ひとつの文はひとつのことを言えばいい」と話をしていました。

そうすることによって、文章全体にリズム感も生まれる。短文で構成されている文章は、読みやすいし、わかりやすい。

読み手になったときに、何が言いたいのかがわかりやすくなるから、必然、点数も取りやすくなる。

採点する場合、記述には採点基準が設けられていることが多い。例えば、2つの要素を用意して、それぞれの答えにそれが入っていれば満点、半分なら点数も半分、というような感じです。で、短文にすると、その要素を見分けるのも見分けやすくなる。逆に、答える側も加えやすい。

ということなので、短い文を重ねる練習をしてみてください。

わかりやすい文章になるはず、ですから。

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