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あがり性を克服した子

子どもによって、やはりあがり性のの子はいます。

試験になると、なんかドキドキする。で、ドキドキする、と感じると「上がってる!!」と思うらしいので、さらにドキドキしたりする。

そうなると問題文を読んでいるようでも、よくわかっていなかったり、つい、問題の条件を見落としたりする。

試験が終わってもう、本人はがっかりしている。

いつもこうだから。

で、本人もいろいろやってみた。お守りをもらってみたり、かつげるゲンは全部担いでみたり。

それでも模擬試験でつい上がってしまう。

「どうすればいいの?」

と聞かれて、さあて、困った。

「え、上がらないと決めればいいんじゃないの?」

「そんなことできません。」

「だって、ああ、上がってると思うからもっと上がるんでしょう?じゃあ、上がってると思ったら、絶対に上がらないと思ってみたら?」

こちらも特に妙手がないので、ただ、でまかせに言ってたところがあるのですが、ある日、どうもうまくいったらしい。

「できるだけのことをすればいいのよ」

って、それはみんなが言ってたことなのに、結局、まあ、その時思い出さなかったんだろうとは思うのですが。

いずれにしても、気の問題であることが多いので、何らかその気を変えることができたら、上がらなくはなるのです。

さらに言えば、上がったってやることをちゃんとやればいいだけのことなので、上がるからいけない、というわけでもない。

そういう子はみんなで、何でもいいから暗示をかけてしまうことでしょう。

「大丈夫、君はそれでも合格するから・・・。」


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