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書いて覚える

最近は暗記のテキストに赤い透明な板を使うことが多くなりました。

答えが赤くなっているので、赤い板を通してみると見えない。したがって、電車の中でも手軽にできる、という面はあるのですが、今の子どもたちはそんなに長く電車に乗らない。

これは中学生や高校生が使うのにはいい手かもしれませんが、結局、ただ見て答えを確認するだけだと字を書かない。

そうすると実は字を覚えない、という問題が起きます。

最近の入試問題は漢字指定が多くなりました。

「~を漢字で書きなさい。」

概評でも漢字で書かない答えはすべて×にした、と発表していますから、当然、漢字で書けないと意味がない。

したがって赤い板のやり方は、やはり字を書いて答える必要があります。

答えをノートに書き込んで、練習する。

そのとき、できれば答え合わせはお父さん、お母さんがやってあげるといいでしょう。

というのは、本人は平気で誤字を覚えている可能性があるからです。

自分が合っていると思うから、間違いではない、と○をつけてしまう。

答えの字を正確に見極める、なんてことはしません。

フンフンフン、と○をつけていくことが多いから、自分の誤字に気が付かない。

しかし、誤字を答えれば、当然×になり、得点にはならないのです。

せっかく覚えていても、字が書けなくて×になるのはとてももったいない。

だから、書いて練習し、その字は必ずチェックして正確に覚えるようにしてください。


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10月29日(日)(→10月28日は定員に達しましたので、締め切らせていただきました。)
慶應普通部・中等部入試対策説明会







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