同じ年頃の相棒と、猫との暮しです。 今のところ自立して生きて80代に入りました。

好きなこと。花や野菜を育てる、時々ウォーキングとスケッチ。
読書は好き。もっぱら寝る前と、夜中に目が覚めたときです。

二女の相棒&家族だった猫、サスケの信じられない突然死

2017年03月11日 | 猫のこと

「もしもし、お母さん、サスケが死んじゃった!」

めったにかかってこない二女からの電話。

「ええ?いつなの?」「いま・・・」泣き声。

2週間前、後ろ足に出来た腫瘍らしきものを切除して今日は抜糸に行って

帰ったばかりだという。

とる物もとりあえずバスに乗る。デパートの地下を通るから花束を買う。

暖かい電気カーペットの上でなでて泣いている。

やわらかく温かく生きているのと変わらない。

5.2kGもあるからなでていてもうちのペンパの骨ゴツゴツとは大違い。

気持ちはわかるがとりあえず床の冷たいところに移す。

こんなことってあるのか、という信じられない気持ち。

 

臆病でめったなことに他人の前に現れないサスケだった。

昔、二女が海外出張の折、1週間ほど朝のえさやりに通った。

「今日は母ちゃんが帰ってくるよ。ばあちゃんが来る最後だよ。おりこうだったね」

というとどこからかふっと現れてシャリときちんと並んで私を見送った。

いかにも人間語を解するような賢そうな表情だった。

 

大きな病院の行き帰りでストレスが嵩じたせいだと二女は言いながら泣く。

シャリとサスケは亀のコハクとともに独身の二女の大切な家族だった。

でも生きているものは必ず死ぬ。2年前の夏の盛りにシャリが死んだ。

そして同じ15歳で今サスケを亡くした。

 

泣いている二女に「生きているものは必ず死ぬ」と

泣かないばあさんは娘と自分に言い聞かせる。

この日病院での<人間ドック>ならぬ猫の精密検査もしているからその結果から

突然死の原因も明らかになると思う。

猫のお好きな方は昔二女が作ったホームページの中の幼いシャリとサスケ

を見てやってくださるとうれしいです。

http://www.geocities.jp/nekome_hanten/index.html

 

 


老い猫くん今年も何とか無事に過ごせたね

2016年12月26日 | 猫のこと

ペンパ君、今年もさびしいとき、楽しいとき、そばにいてくれてありがとう。

若い猫の頃には考えられなかった「ダッコして!ダッコして」とせがむのは

君もやっぱりさびしいんだね。

パソコンを開くとすぐに「にゃーにゃー」とやってくる。大好きだよ。

ばあちゃんやじいちゃんは歳をとってよれよれだけれど君のハンサムな顔は

ほとんど変わらないね。

そして君はかなり頭のいい猫で日々学習している。

おやつの時間、なでてもらう時間、踏み込んでは迷惑になる領域、ちゃんとわきまえている。

 

来年も2人と1匹ひそやかにこの社会の片隅で生きていけるとありがたいね。

今日もパソコンダッコでばあちゃんのひざの上です。

しばらくしてフリースの布にたっぷり包まって昼まで眠るんだね。

図書館、郵便局、買い物、昼にばあちゃんが帰ってくる時間までお休み。

 


何故こんな固いエノコロ草の葉を好むのか、我が家の老い猫

2016年06月23日 | 猫のこと

我が家の猫は何故かこのえのころ草の葉が好きです。

昨日体重を計ったら何と3.9キロの老い猫。

食欲も細ってきて、なでている背中は骨がゴツゴツです。

 

ネコクサの柔らかいのはそっぽを向くのに

何故ざらざらした猫じゃらしの葉を好むのか。

 

毎朝、畑に下りた時、新鮮な葉っぱを摘んできます。

この時だけ大儀そうに半身を起し4,5枚の葉を

嬉しそうに食べます。

 

そうそう、しばらく前に読んだ「九死一生」という

子手毬るいさんの本、猫を愛する人、必読です。

 

 

 


17歳になった我が家の老い猫ちゃんです

2016年06月05日 | 猫のこと

 

最近出番のなかった我が家の老い猫ちゃんです。

椅子の上で熟睡しています。

孫が生まれるにあたって我が家に来たのでもう12年です。

「お出で」と呼んでも知らん顔していた若い猫時代から

何という変わりよう。

17歳になり人でいえば飼い主より少し上。

目が覚めれば「抱っこして!抱っこして!」と

うるさく私の膝の上に上がることを要求します。

膝の上に座布団を置くと「ヨッコラショ」と上がってきます。

 

パソコンの前、テレビを見ている時、食卓にいる時、新聞や読書中

お構いなしのダッコちゃんには閉口ですが

直ぐに眠ってしまうので座布団ごとソファーか椅子に降ろして

ホッと一息です。

眼、後ろ足、が少し不自由になっています。

寝るときだけはばあちゃんと猫はきっぱり住み分けています。

じいちゃんばあちゃんより少しだけ早く逝ってくださいね。

 

 


たま駅長、吾輩も16歳の猫だが

2015年06月25日 | 猫のこと

     

人気者だった猫、たま駅長が死んだってね。僕と同じ16歳だったらしいね。

あんまり人気者だったからストレスも溜まってたんだろうね。

その点、ボクなんかは思うが儘に生きていると思うね。

朝は早起きで4時ごろから

「早く起きろ!」と鳴き叫んで人間さまを起こして歩きまわるのさ。

もしかして2人がこのまま起きてこないんじゃないかと心配なんだよ。

何しろじいちゃん、ばあちゃんもクと同じで高齢だからね。

今朝なんかわざと、しわがれ声で「ニャーニャー」と鳴いてやったんだよ。

ボクが病気なんじゃないかと驚いて飛び起きたから時々脅かしてやるのさ。

2人が定刻の6時に起きてきたら安心してすぐに眠りにつくんだ。

そしてだ。ボクの欠かせない日課がこれだ。

バーチャンの描いたこのへたくそな絵さ。

朝食を終えてばあちゃんがパソコンの前に座ると

どんなにぐっすり眠っていても

パッと目を覚まして膝に上がっていくのさ。

これだけは1年中欠かすことの出来無いボクの日課だね。

ばあちゃんの膝の上でゆっくりと毛繕いをしてそのうちにぐっすり眠っている。

「ああ重たいなあ」なんて言いながらそうっとソフアの寝床に移される。

のまま昼過ぎまで眠るのが最高の時間だよ。

和歌山電鉄のたま駅長よりも長生きしてやるぞ。

何しろストレスが皆無だから。

「ぐーぐー」