現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

3/8 虚無僧 98日目

2011-03-09 09:32:13 | 虚無僧日記
親鸞は 京都の六角堂に参籠して、95日目で 聖徳太子
(救世観音菩薩の化身)の夢のお告げを得たという。

私は、100日の寒修行で 何が得られるのだろう。連続は
できなかったが、昨日(3/8)が 通算 98日目。
実は、このところ 布施ゼロが続く。何でだろう?。
道行く人の目が 険しく 冷淡に 感じられる。

「また、虚無僧がいる」「この前も居たよ」の声も聞こえる。
初めて見た時は「珍しさ」もあって喜捨したがこう毎日だと、
その気が失せ、無視を決め込むようになったか。

今朝「朝起会」で、KさんYさんたちが「昨日、中村公園で
見ましたよ」と。「えっ!?」である。( 以前なら、喜捨して
くれたのに、なんでぇ ) の思いが、一瞬 出き湧く。しかし、
「そうした知人たちの好意に いつまでも 甘えていてはいかん」
という仏意かと、すぐ反省した。

多くの方に支えられ、不自由しなくなったことで、生かされて
いることへの「感謝」の心が薄くなってきたか。

昨日、真如苑での 教祖のことば。「他力から入って 自力へ」。
「道を求めれば、必ず 迫害と誹謗中傷、困難を伴い、それに
よって、より強く鍛えられ、悟りを得ることができる」と。

親鸞も日蓮も、そして真如教祖も、激しい弾圧に遭い、困難な
道を切り拓かれた。「麦は踏まれて 成長する」のだ。


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