北の旅人

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東京パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」のこと

2021-08-22 12:48:45 | Weblog

東京パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」は、

埼玉、千葉、東京の3都県

で約172000人(幼稚園~小中高)が参加予定だという。

その趣旨は「共生社会実現に向けた教育効果が高い」と言い、

東京都の小池知事も

「五輪と違った意味でパラアスリートの挑戦を見ることは、教育的な価値が高い」と強調している。

しかし、それは、コロナに対する「緊急事態宣言」下において適切なことなのだろうか。

テレビ観戦だって、その趣旨は生かせるのではないか。

春以降、20歳未満の若者の感染率は全国で3倍にもなっている

学校では部活の制限や修学旅行の中止などという状況なのに、

何故パラリンピック観戦なのか。

移動はバスで集団移動するとか、観戦中は座席の間隔を広くするなどと言ってはいるが。

ここまで、会場での観戦に拘るのは、

はっきり言って政治的パフォーマンスではないかとしか思えない。

都庁OBや現職スタッフからの声は、

「自分の評価を上げることだけしか考えていない」

「利用価値があるかどうかが判断基準だ」

と、厳しい声が続々だ。

とにかく、今は感染拡大を一日も早く防ぐことを第一に考えるべきなのだ。

今からでも、「学校連携観戦プログラム」は中止すべきだ。

 

 



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