北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑥ー城崎

2018-06-25 12:38:36 | Weblog

 5日目 4月30日。城崎へ。

城崎への上陸は通船(小型ボート)で。

観光のキャッチフレーズは、「ゆかたの似合うまち」。
江戸時代から湯治場として「天下一の湯」として知られ、基本は外湯だった。
城崎には、7つの公衆浴場があり、ゆかたと下駄の姿で巡ることが名物となっている。
なかなか、風情のある街だ。

かつて、一度だけ来たことがあるが、
城崎と言えば、このような風景が記憶に残っている。

温泉街には5か所に足湯があり、無料で利用できる。

城崎温泉は。古くから文人墨客に愛されてきた。
温泉街には、多くの文学碑があるが、特に志賀直哉をはじめ、
有島武郎など白樺派の文豪が多く訪れている。

志賀直哉は大正2年、山手線の列車にはねられておおけがをして、
その療養のために訪れ、滞在中の経験をもとに「城の崎にて」を書いた。
その後も、何度も訪れたという。
ちなみに、今回、改めて読んでみたが、正直いって決して面白い小説ではない。

あらすじは、交通事故で九死に一生を得た主人公が,ハチ,ネズミ, イモリなど身近な動物の死に託して死生観を語る心境小説。鋭い感受性と的確な描写が 評価されたということだが。
(参考資料=城崎温泉観光協会パンフレット)

 
夜のエンターテイメントは、
バイオリニスト・大谷康子さんとマリンバ奏者の宅間久善氏のコラボで、
クラシック・ビートルズ・日本の歌と、先日とは違った珍しい演奏を楽しんだ。

なお、大谷さんは、TVでも活躍されており(題名のない音楽会など)、
現在は、TV「おんがく交差点」(土曜日朝8時 BSジャパン)で、
春風亭小朝と司会を務め、ゲストとのコラボ演奏も話題となっている。

 


2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑤ー伊万里⑵カッパ伝説

2018-06-20 13:07:33 | Weblog

<松浦一酒造>

 創業は江戸時代の1716年というから、今年で302年という老舗の「松浦一」酒造へ。
銘酒を送りだしていることでも有名。アルコールは飲めないので分からないが、
最近の評価をみても、素晴らしい実績を残している。

◎ 2018.05.26インターナショナルワインチャレンジ(IWC)において
「大吟醸 松浦一」が大吟醸部門でブロンズメダルを受賞

◎2018.05.26 平成29酒造年度 全国新酒鑑評会において 大吟醸 松浦一 が入賞。
金賞を含め、5年連続の受賞 

◎2017.08.05 パリの日本酒コンクール~KURA MASTER~にて、
純米大吟醸 松浦一 が金賞受賞等々。

松浦一酒造の入口。


酒林。酒屋の看板として、杉の葉を球形に束ねて軒先につるしたもの。
酒の神ともされる奈良県の大神(おおみわ)神社が杉を神木とすることにちなむといわれる。
さかぼうき。さかばた。杉玉。杉林とも。
新酒ができたことを知らせる役目もある。

<カッパ伝説>

 

初めて知ったが、松浦一酒造は「カッパ伝説」でも有名だそう。実物が展示されているが、
確かに不思議ではある。
これまでにも、専門家に鑑定してもらったが、人骨ではないことは確認されているとのこと。

松浦一酒造には、「わが家には何か珍しいものがある」と代々語り継がれていた。
約50年前に母屋の屋根替えの時に、丁寧に紐でくくられた箱が発見され、
その箱に「河伯」という文字が書かれていた。
これがカッパを意味することが分かり、
蔵を守ってくれるということで水神様としてお祭りしているとのことだった。

詳細は、下記アドレスへ。
http://www.matsuuraichi.com/matsuuraichi-yurai.html

<映画・長州ファイブ>

船内には映画館=マーメイドシアターがあり、午前・午後・夜間と、名画を観ることができる。

今回は、長州ファイブを観た。
長州ファイブ=長州五傑は、
江戸時代末期(幕末)の1863年に長州藩から清国経由でヨーロッパに派遣され、
主にロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジなどに留学した、
井上聞多(馨)、遠藤謹助山尾庸三伊藤俊輔(博文)、野村弥吉(井上勝)
の5名の長州藩士を指す。

遠藤謹助(上段左)、野村弥吉(上段中央)、伊藤俊輔(上段右)、
井上聞多(下段左)、山尾庸三(下段右)

日本の近代化をリードしてきたのは、岩倉使節団などもそうだが、こうした若者たちだった。
この5名はロンドン大学において長州ファイブ(Choshu Five)として顕彰碑が建てられており、
そのことを知った西日本国際交流推進協会が「地元にも顕彰碑を」と運動した結果、
2003年山口市に顕彰碑が建てられた。
その碑文では、井上馨は外交の、遠藤は造幣の、山尾は工学の、伊藤は内閣の、井上勝は鉄道の、
それぞれ「父」とされている。
2006年に、この5名の渡航前後の様子を描いた映画『長州ファイブ』が製作された。
萩市、下関市などによる地方創生映画だ。(参考=ウィキペディア)

ちなみに、この他に上映された映画は、
「王様と私」「「もう一度みたい日本のCM」「摩天楼はバラ色に」だった。


2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ④ー伊万里⑴

2018-06-13 14:43:49 | Weblog

4/29日 4日目。伊万里に入港。

伊万里については、「伊万里焼」ぐらいしか知らなかったが、
見どころ満載だ。
なので、ほんの半日の街歩きでは、
とても、その良さに触れることは無理だ。

歓迎式典もあり。

入港して間もなく、オプショナルツアーの「伊万里まち歩き」に参加。
玄海国定公園 竹の古場公園へ。
展望台から伊万里湾が一望できる。
この日は、伊万里大橋も、ちょっと霞んでいた。

この公園には、1万本の色とりどりのツツジがあり、見ごろを迎えていた。

駅前にあるライオンズクラブが建てた記念碑。
「海は伊万里の宝物」と書かれている。



伊万里駅に直結している「伊万里・鍋島ギャラリー」。
江戸時代に将軍家や幕閣などに献上された至宝「鍋島」の優品が
多数展示されている。

貴重な展示品の数々は、下記アドレスへ。

http://www.city.imari.saga.jp/2694.htm

 

「伊万里・鍋島ギャラリー」から街を望む。

商店街の入り口。
焼物で作られた古伊万里美人像が出迎えてくれる。

道路には、伊万里の名産品の絵が。

「古伊万里からくり時計」。
愛称は、万里音(まりおん)、21世紀の幕開けとともに始動した。

「あいあい通り」。
伊万里川河畔の散歩道で、
欄干には江戸時代の白壁土蔵家屋の絵などが飾られていて、

往時をしのびながら歩くのも楽しいもの。

 

健康を祈願しながら渡ると長生きすると言われる。
この橋のそばにある【延命地蔵】にちなんで、延命橋と名付けられた。

幸橋。
夫婦や恋人が終生仲睦まじく長生きし、
幸せになると言われていることから【幸せ橋】とよばれる。
近くには、【相生橋】というのがあり、
幸せを呼ぶ3つの縁起橋としてしられる。
幸橋は最後に渡ると言われる。

伊万里津大橋の歴史を物語る古伊万里の飾り大壷。

      とにかく、伊万里はアートフルで歩いているだけでも楽しい街だ。
      今回は、行かなかったが代表的な観光地の一つ「秘窯の里・大川内山」や、
魅力的なイベントもあるというから
改めて再訪したいと思った。 

 

 

 

 


政治家・小池百合子都知事の実像とは

2018-06-09 10:40:56 | Weblog

文藝春秋7月号 小池百合子「虚飾の履歴書」(ノンフィクション作家 石井妙子著)は、カイロ大学留学時代の同居人をはじめ、小池氏周辺の人たちに対する綿密な取材を基に書かれていて、見事に小池氏の「嘘」を明らかにした痛快なリポートだ。石井氏は、文藝春秋2017年8月号で「男たちが見た小池百合子という女ー小沢一郎、細川護熙、守屋元次官ら12人の証言」、文藝春秋2018年1月号で「女たちが見た小池百合子ー失敗の本質」で、間近に接した18人の証言で彼女の本性に迫っている。

小池氏に対しては、決して信頼感を持てない政治家だと思ってきた。時に、政治家としては華やかなファッションに身に包み、自信過剰で上から目線の言動は鼻についていた。政策そっちのけで、時の権力者に擦り寄り、マスコミを巧みに操り(自分では、そう思っていたようだが、これが墓穴を掘った)、絶えずスポットライトを浴びることの快感に酔いしれていた。

昨年の衆院選前にブログで書いたが(下記のアドレス)、石井氏の第3弾のレポートを読み、「やっぱり」と確信した。https://blog.goo.ne.jp/goo1942_december/e/08ca5ca93a77759c8b7b835b8d6ccedb

「カイロ大学首席卒業」は、小池氏の売りの一つだが、これが嘘だと断言する。2016年の都知事選の選挙公報にも明記されていて、学歴詐称であり公職選挙法の虚偽事項にあたるという。ここから、数々の嘘を重ねながら、国民を欺き続けてきたというのだ。国民もマスコミも見せかけの言動に騙されてきたことを大いに反省しなければならない。

カイロ大学時代の同居人の女性は告白の動機を次のように語っている。

「私はもう高齢で、いつどうなるかわかりません。それにエジプトは今、独裁政権下で荒んでいます。他人が簡単に殺される。数千円で殺人を請け負う人たちがいるのです。そんな中で私も、いつか自分が消されてしまうのてではないかと怯えてくらしてきました。私が真でしまっては、真実を知る人がいなくなってしまう。そういった様々な不安から解放され、本来の自分の人生をとり戻して、残りの時間を生きたいのです」

石井氏も、小池氏側にインタビューを申し込んでいるが、顧問弁護士から「カイロ大学の件については公職選挙法の虚偽公表罪には該当しない」と言われ、「記事の全体像を示し、相当と判断した場合には、適当な時期を選んでインタビューに応じる」と返答してきているという。今のところは「公務多忙」を理由に断られている。

われわれは、かつての同居人の女性と執筆者・石井氏の勇気ある発言・行動によって、政治家・小池百合子氏の本当の姿を知ることになるだろう。 


2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ③ー天草

2018-06-07 12:30:51 | Weblog

クルージング3日目の 4/28日。
世界文化遺産候補「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産
「天草の崎津(さきつ)集落」へ。
訪れた1週間後に世界文化遺産登録が有力になったという朗報を知ることとなった。

 

「にっぽん丸」から通船(小型ボート)で、牛深港に上陸。

天草市河浦町の「天草の崎津集落」。
ここは、仏教、神道とキリスト教信仰の交流と共存の姿を現していて、
キリスト教布教から弾圧・潜伏、復活に至る痕跡を見ることができる。
写真左奥に教会が見える。


教会の周辺一帯は、
「日本の渚百選」「にっぽんのかおり風景100選」「国の重要文化的景観」
にも選ばれている。

 

商店街には、このような幟が、あちらこちらに掲げられていた。

崎津教会。静かな漁村に建つゴシック様式の教会。
現在の建物は、昭和9年(1934年)フランス人宣教師ハルブ神父の時代に建てられた。
昔ながらの漁村と、それを見守るようにたたずむ教会は、
「海の天主堂」とも呼ばれている。

                                   
                                          


崎津神社から集落を望む。

天草を離れる頃(18:00)
しばし、見事な夕陽を眺めることができた。

クルージングの良さの一つだ。


 夜は、ほぼ毎年のように 行われる
「高橋孝民謡団」のコンサートが行われたが、
少々、風邪気味だったので、今回はキャビンで船内テレビでの放映を楽しんだ。

 

 


2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ②ー天草を目指して航海

2018-06-05 13:27:54 | Weblog

2日目の17:30~は「ウエルカムパーティー」が恒例。
飲み物とハウスバンドの演奏、船長さんをはじめ、
主なスタッフの紹介などがある。

その後は、ダイニングに移動してディナータイムとなる。
移動日には、久しぶりに会う船友と、
ゆっくり交流できるのが船旅の魅力の一つだ。

<参考までに船内新聞から>(下記)


今日は、一日中、航海の日。
昼間は上記のようなイベントなどもあり、決して退屈はしない。

ライブラリーでの読書、囲碁、将棋、麻雀などを楽しむ人、
オアシスジムで汗を流す人、映画館で名作を鑑賞する人など、さまざまだ。


今夜のメインイベントは、大谷康子さんのコンサート。
テレビの「題名のない音楽会」などでは知っていたが、
テレビから受ける印象より明るく、フランクで可愛らしいといった感じだった。

舞台から会場の中に降りて演奏する場面もあり、
人々との触れ合いを大切にしようという姿勢が伝わってきた。
事実、オプショナルツアーなどで一緒になったが、
気軽に写真撮影にも応じるなど実に気さくな人だった。

<演奏曲目>
夢のうとに うつくしきロスマリン トセリのセレナード G線上のアリア 愛の挨拶 サティ
君がほしい トロイメライ 春の歌 タイスの瞑想曲 チャルダーシュ 亜麻色の髪の乙女 
リスト愛の夢3番 クライスラー踊る人形 ドルドラ思い出 

 

 


2018 GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ①ー横浜港出港

2018-06-02 10:23:31 | Weblog

6年連続、このクルーズに参加した。今年は下記のスケシュールで11日間。
天候にも恵まれ(後半に少しだけ雨)、楽しいクルーズだった。
全国の船友とも交流でき、船旅を満喫した。

江差では、通船(ボートで上陸)では波が高く、
オプショナルツアーに出かける乗客を降ろしたものの、
帰りは急遽、函館へ寄港した「にっぽん丸」へ帰船した。

外国の大型客船も停泊していた。

乗船直後には、必ず避難訓練が行われる。

次の寄港地・天草へ。

 

ディナーの後は、落語を聞き、
水戸黄門などでもお馴染みの里見浩太郎のトーク&歌を楽しんだ。

里見さんの人生の来し方は、なかなか聞かせるものがあり、
歌も、その美声に聞き惚れた。