北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

おかしいぞ! 東京パラリンピックの「学校連携プログラム」

2021-08-18 13:12:17 | Weblog

 東京パラリンピックは、全で原則無観客の開催となったが、

学校連携観戦プログラム

について、

橋本聖子組織委会長が「共生社会の実現に向けて教育的要素が大きい」と言い、

武藤敏郎組織委事務総長は「最終的に参加を判断するのは学校設置者と自治体」と語る。

関係者は、「コロナ下の大会のレガシーになる」とも。

その上、政府と文科省の責任はウヤムヤになっている。

何と無責任なことか。

子どもたちにとっても感染のリスクはあるだろう。

しかも、期間中は、

都内臨海部でパラ競技体験コーナー、

協賛企業のブースを設けるイベントを行って

一日1万人の入場を認めるという。

国、東京都、組織委は何を考えているのか呆れるばかりだ。

参加選手は4400人で、会場となる東京、千葉、埼玉、静岡は、

「緊急事態宣言」の真っ只中での開催となるというのに。

                                                                                    

なぜ、パラリンピックだけに対して、

特別な配慮をするのか分からない。

緊急事態宣言下において最優先されるべきことは、

言うまでも無く、「密」を避け、「人流を少なくする」ことだ。

パラスポーツは、重症者リスクが高い基礎疾患があるアスリートや、

介助者との密接を避けるのが難しい選手もいるというから、

それらを考慮して無観客を徹底することが、当たり前ではないのか。

ましてや、解散総選挙や自民党総裁選挙への思惑で

コロナ対策が決められることがあってはならない。

 

 

 

 



最新の画像もっと見る