北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑨ー江差

2018-07-16 12:49:39 | Weblog

 5月3日、8日目 北海道江差町。
この日は、低気圧の接近により波高し。
午前7:00頃、江差沖に到着。
オプショナルツアーに参加の人たちは、通船で江差に上陸するも、
12:00以降の帰船は無理と判断。

急遽、「にっぽん丸」は、函館へ。
18:00入港し、ツアー客は函館から乗船することに。
21:30 函館を出港した。
船旅には、天候によっては、このようなケースがある。
私たちは、何回か訪れたことがあるので、船内で過ごすことにした。


船内から江差町を望む。

通船で江差港上陸。

船内に貼られていた江差町のポスター。

<江差町の歴史>~江差町観光パンフレットより

江差町に和人が住み着くようになったのは、
歴史上では、1189年、源義経が衣川(岩手県平泉町にある衣川館)で自刃した後、
藤原泰衡の一族がこの地に上陸(渡党)したといわれており、
北海道文化の発祥の地と呼ばれている。

江戸時代には、日本海航路の北前船による、
ヒノキアスナロ、ニシンの交易により人口も3万人を超え、
いわゆる「江戸の5月は江戸にもない」とうたわれた。
商業の町、文化の町として発展、栄華を極め、
民謡の王様といわれる「江差追分」をはじめとする伝統芸能や生活文化など
有形・無形の遺産が数多く伝承・保存されている。

また、江差沖で座礁沈没した江戸幕府の軍艦「開陽丸」が復元され、
幕末のロマンを漂わせている。

江差追分の一節

<前唄>
大島小島の 間(あい)通る船は ヤンサノエ 江差通いか 懐かしや
北山おろしで 行く先曇るネー 面舵頼むよ 先頭さん
<本唄>
鴎の鳴く音に ふと目を覚まし あれが蝦夷地の 山かいな
<後唄>
何を夢見て 鳴くかよ千鳥ネー ここは江差の 仮の宿 (実際は、かなり長い)

追分節は、江戸時代の頃から信州中仙道で唄われていた馬子唄が、
一種のはやり唄として全国各地に広まり、
越後に伝わったものが舟歌となって船頭にうたわれるになり、
やがて今から200年ほど前に北前船によって江差に運ばれてきたと言われている。

現役のころ、ちょっとだけ街づくりのお手伝いをしたことがあり、
「江差追分」全国大会を聴きに行った。
その時、懇親会の席で江差追分の名人が見事な唄を披露してくれ、
感動した素晴らしい思い出がある。

子どもの日にちなみ、船内には、こんな飾りも。

 この日は、船内で船友とお茶したり、
ピアノのを弾くクルーズスタッフの指導で歌を唄ったり、

のんびり過ごした。

夜は「高橋孝民謡団」のコンサート第二夜で、

北海道・東北の民謡を楽しんだ。
津軽三味線の音色が大好き!

 


2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ」⑧ー男鹿

2018-07-12 11:02:39 | Weblog

5月2日、7日目。秋田県男鹿市。
以前、寄港したのでオプションへの参加はしなかった。
ちなみに、オプションには次のようなコースが設定されていた。

①男鹿半日観光 
②男鹿半島名物 
石焼料理と菜の花ロードをドライブ 
③みちのくの小京都・角館の桜まつり 
④男鹿水族館 GAO 
⑤児玉家住宅特別見学とローカル鉄道「男鹿線」体験乗車 

歓迎の放水

なまはげ太鼓でお出迎え

幼稚園児たちも

歓迎セレモニー

なまはげ面づくり体験コーナー、なまはげと一緒に写真撮影、観光案内など

船内でも「なまはげ太鼓」の実演が行われた。なかなかの迫力!

 夜のメインイベントは、落語。

 

「なまはげ」の後日談

クルージング後、船友から「なまはげ」の絵葉書が送られてきた。(120円切手)
曰く、
愛する妻が、色々注文をつけ、頭が上がらないという話を聞き、
妻より、

もっと恐い鬼の絵葉書を送った。

船友も同様なので、同じ絵葉書を額(100均)に入れて、玄関に置いている。 

鬼を見ていれば多少は気分転換になるかな???ーと。(大笑い)

 

 


2018GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ」⑦ー金沢

2018-07-03 13:21:35 | Weblog

 5月1日 6日目 金沢。 

岸壁にて、入港セレモニー。
金沢へは何回か来ているので、オプションには参加せず、
近江町市場などをブラブラという感じ。



近江町市場は、言わずと知れた新鮮な海産物や加賀野菜など
何でも揃う金沢の台所。
「にっぽん丸」限定のオリジナルマップを持ち、
スタンプラリー形式で6か所で試食したり、
おみやげを頂いたりした。
連休中ということもあり、大変混雑していた。
さすがに、安い!美味い!

 

 

岸壁では、歌やバンド演奏で見送ってくれた。

4Fプロムナードでは、ハウスバンドの皆さんの演奏や、
飲み物サービスで、
恒例の「ボンボヤージュ・サービス」が行われる。

子どもからお年寄りまでが見送ってくれ、
船旅ならではの良さを改めて実感した。



上記のようなイベントをはじめ、
ソシアルダンスタイムやカジノプレイなど、
夜のお楽しみも色々あって、退屈することはない。