北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

日本海オロロンライン①(増毛町)

2009-05-18 16:37:12 | Weblog

北国は「春紅葉」から、やっと「新緑」の季節へと移ってきた。

先日、そんな大地の息吹を感じながら、日本海オロロンラインを走るツアーに参加してきた。

日本海オロロンラインは、小樽-石狩-留萌-稚内の沿岸、約332kmのルートで、利尻・礼文サロベツ国立公園とニセコ積丹小樽海岸国定公園もあり、利尻・天売・焼尻の離島も含まれる。

原生花園、高山植物、温泉、海の幸など楽しみがいっぱいだ。 今回訪れたうち、増毛町は北海道遺産建造物群があり、明治時代から二シン漁で栄えた街の香りを感じることができて興味深かった。




宗谷岬に沈む夕日



         日本最北の酒造り屋「国稀酒造」。
      120年続く北海道で最も古い作り酒屋。明治38年築。


 
寒別岳山麓から湧出する良質な天然水を使った酒は絶品と言われる。
(残念ながら、下戸なので美味さを実感できない)確かに水は美味い。

      重要文化財「旧商家丸一本間家」。明治10~30年代築。

        木造3階建「旧旅館富田屋」。昭和8年築。

            留萌本線の終着「増毛駅」。
           映画「駅STATION」にも使われた。

            1981年の映画「駅STATION」
     (高倉健主演 日本アカデミー賞最優秀作品賞)の「風待食堂」。
   もともとは、多田商店で昭和8年築。現在は観光案内所になっている。

          店内には映画のパネルが展示され、
          増毛の観光グッズなどがある。

        旅ING人の宿「増毛館」、昭和7年築。

          国稀酒造の近くには、かつて、
        ニシン漁に使われた船が展示されている。



漬物屋には、熊さんが。


   ☆留萌の「光風館石亭」の「前浜新鮮エビ海鮮御膳」は、
   エビもさることながら、ニシンが美味かったこと
!
     
さすが本場ものは違う。

   ☆記事とは全く関係ないが、インフルエンザ対策用の「マスク」が
   売り切れ続出している。以外なことに100円ショップに結構い
   ろいろな種類があった。行ってみるといいかも。ご参考までに。







 

 

 

 

 

 


おかしいぞ!民主党・鳩山新代表

2009-05-17 16:01:13 | Weblog

民主党の鳩山代表が、小沢一郎氏を党の要職に起用する意向という。全くおかしい。「小沢氏の傀儡ではない。これからの私のリーダーシップを見てもらいたい」と強調していたではないか。

 一体、小沢氏は、何のために辞めたのか。

本人は、「政権交代のために、少しでもマイナスになるのを避けるため」と言っていたが、明らかに、不透明な西松建設からの献金疑惑に関して説明責任を果たせなかった故に辞任に追い込まれたのだ。

国民の8割が「説明責任を果たしていない」と思い、民主党内にも混乱を引き起こしたことを考えれば、即要職に起用するなどとは常識では考えられない。

 「挙党一致」と言えば聞こえはいいが、「小沢氏は、選挙のプロだから次期総選挙には欠かせない」「民主党の議席を、ここまで伸ばした功績は大きい」などといって持ち上げる。本人も自重すべきだなのだが。

こんなケジメもつけられない民主党が、いくら「政権交代」を叫んでも、全く信用できない。民主党内では遠からず、「小沢的なるもの」と決別しなければならない時がくるだろう。鳩山氏は、自ら「優柔不断と言われたが、一皮むけた鳩山を見てほしい」と語っていたが、こんな民主党と鳩山新代表に、決して多くは期待できない。


さらば、小沢一郎!

2009-05-13 16:53:22 | Weblog

民主党・小沢一郎代表の辞任は当然すぎるほど当然のことで、驚くに値しない。

あれだけ不透明な政治献金問題が表面化しているにもかかわらず、当時から「国策捜査」だと言って、強い検察批判を繰り返し、「法律に則って報告しているのだから、何の問題もない」との一点張りだ。

しかし、西松問題は国民の8割が説明責任を果たしていないと言っているのだ。5月13日の新聞報道によれば、西松側は、政治団体をダミーにして献金していたと認めたという。

にもかかわらず、昨日の辞任会見でも、記者の質問に答え、「一点の曇りもない」と開き直る始末だ。国民に対する説明も謝罪もない。ひたすら、「政権交代」という最大の目標のために身を引くというばかりだった。

現実問題として、次の選挙で政権交代など出来るはずがないのだ。確かに、議席を大幅に増やし第一党になる可能性はあるかもしれないが、だからと言って、民主党単独政権が出来るわけではない。

小沢代表の後任選出に関する党の会合などでの小沢氏の発言は、威圧的な発言をしているという。3年前の代表就任の際に「まず、私が変わる!」と言ったが、本質は何も変わっていない。

民主党に対する国民の期待は高いが、小沢氏が民主党にいる限り、民主党は国民の期待に応えうる政党に進化することは不可能だと言っても過言ではない。「政治は力、力は金」という、古い自民党政治家の生き残りという印象を拭い去ることはできない。

小沢氏は、口では、「改革」を叫び続け、それなりの実積を残してきたことは確かだが、実際には古い政治手法で権力を奪い取ろうとして、結局は失敗したということだ。

民主党の中には、小沢氏続投の正当性を主張してテレビで声高に弁明し続けてきた石井一氏や、黄門さま気取りでコメントしてきた渡部恒三氏などがいるが、彼らも小沢氏と同じ体質の政治家であり、表に出てくれば出てくるほど民主党のイメージダウンになるだけだ。彼らは、それが全く分かっていない。

野中広務・自民党元幹事長は、小沢氏は政治から身を引くべきだとコメントしているが、その通りだ。辞任会見では、メモを読み上げていたが、一国の総理になろうとする政治家が、あの程度の説明能力しかないというのも情けない話だ。

今の政治は変わらなければならないが、そのためにも有為な人材を抱える民主党への期待もある。小沢氏が、「明日の日本」「国民の生活第一」を真に思うなら、政治の舞台から潔く去ることだ。


弘前・角館 桜紀行②

2009-05-01 13:41:35 | Weblog

角館は「さくらの名所100選」(桧木内川堤、武家屋敷)のほか、「新・日本街路樹百景」(武家屋敷)、「日本の道100選」(武家屋敷通り)としても知られ、「シダレザクラ」は国指定の天然記念物だ。それは、「サクラのカーテン」と評されるように、繊細にして華麗な景観を見せてくれる。 

新緑と桜の季節に訪れることができたので、今度は紅葉と雪景色の角館に行ってみたくなった。