快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

Panasonic SC-HTB900

2019年06月20日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はパナソニックのサウンドバー『SC-HTB900』のお話をしましょう。」
執事「サウンドバーの話題は本当に取り上げるようになりましたなぁ。」
戯休「理由はこれまで色々語ってきた通りだけどね。 最近なんかゲームするにもデスクトップだから、心底欲しいと思うわ。」
君主「勿論、同様にこれまで話に上がっていた問題も解決していませんから、まだハードルはありますが。」
戯休「でもね、それでも思うのさ・・・。 冬に新調したディスプレイ、ARC付きだったら良かったのにと・・・。」
執事「そうなるともう、ディスプレイではなくTV適性の話になりますぞ。」
戯休「そうなんだよねぇ・・・。 何しろ最近、空いた数十分がゲームだったりするから、余計にそう思うのさ。」
君主「変えた冬の当時は逆にゲームをお休みしてましたから、そういうのが気にならなかったわけではありますが・・。」
戯休「仮にTV寄りに揃えてたら。また別の機会で今度はPCディスプレイ的な何かを求めると思うんだけどもさ。」
執事「結局無いものねだりのイタチごっこですなぁ。」
戯休「オーディオ自体、Aを立てればVが立たず。そのまた逆も然りみたいなもんだからね。 そこの折り合いは個人差があるからまた難しいのだけど。」
君主「最初に主殿がサウンドバーを意識し始めたのは、サラウンドをそれに任せて、ステレオ特化に進もうかと悩んでいた時でしたね。」
戯休「今よりブレッブレだったもんなぁ・・・。 でも今だって下手なサラウンドを組むよりは・・・と思わなくもない。」
執事「それだけ進化もされていますからなぁ。」
戯休「量販店のサウンドバーも扱いが酷いから、試聴しても良さに気付け無さそうだったりするのがねぇ・・。 かといって追い込んだセッティングでの試聴会というのがあるわけでもなし。」
君主「きちんと作られたサウンドバーは明らかにTV内蔵の物よりも上質ですからね。 もっと良さが広まって欲しいものです。」
戯休「そこで今回のサラウンドバーだけど・・・・3.1chのサウンドバーで、以前に出てたSC-HTB885の後継機にあたるですよ。」
執事「では、ぽっと出の物ではなく、前のデータや意見を基に改良された類の物という事ですな。」
戯休「そうそう。 ただまぁ・・・・地味ではあるんだよねぇ・・・。」
君主「サウンドバーが派手では困ると思いますが。」
戯休「機能の話だよ。 他のメーカーみたく、ワイヤレスでリアスピーカーを追加できるわけでもなく、多数のユニットで音場を形成するわけでもない。 きちんと効果があれば不要とはいえDolby Atmos等に対応している割に高さ方向のユニットもない。」
執事「工夫が蛇足な機種もあります故、そこで評価をすべきではないとはいえ、ですな。」
戯休「いくらパナのTVが相応に売れていて、それとのセット販売を見込めるとは言ってもやはり少々弱いと思う。 ところがどっこい、今回の売り文句はサウンドバー初のTuned by Technics。 いよいよそのカードを切ってきたかと。」
君主「主殿自身は最近のテクニクスの勢いをとても好意的に受け取っていますよね。」
戯休「いくつも欲しいと思える商品出してくれてるしね・・・。 先日のSL1500だってそらハァハァしますし。」
執事「ふむぅ・・・。 そうなると、大きなプラス材料という判断になりますかのぅ?」
戯休「好意的には捉えるけど、大きく購入欲が増すまでには至らないかなぁ・・・。 この手のって、その都度確認をしているだけで、別に本気で開発してるわけじゃないし。」
君主「冷静に考えて、しっかり開発に携わっていたら、テクニクスの名で出しますよね。」
戯休「むしろそれを待っているし、もしそうなったら俺のブレーキも怪しいものなんだけどなぁ・・・。 アクセルと踏み間違えたと言って急ダッシュしかねない。」
執事「普通に人的災害ですな・・・。」
戯休「ま、巷に溢れる有名人監修なんかも怪しいもんだしね。 AとBのどちらか選ぶだけで文字通りセレクトだったり推薦だったりして、『ああうんまぁいいんじゃね?』となればお墨付き。 同じ社内であれば結構疑いの眼差しで見てしまうあたり、俺も性格がよろしくない。」
君主「監修の手が入ったことでどこまで変わっているかも肝になりそうではあります。」
戯休「悪くなってたら笑うしかないと言いたいけど、最近は単に刷新したように見せかけてガクンと品質が落ちるケースもあるだけに、本当にそうなってたら実際には笑えないわなぁ・・・・。」
執事「しかし、頭がパナソニックとなるだけで、随分と疑い深くなっていますのぅ。」
戯休「というより、もうちょっと冷静に見るように心がけようと思い直しただけだよ。 最近確かに何でもウェルカムだったから。」
君主「否定的に思えるよりは健全な気もしますが・・・。」
戯休「でもほら、最近のアナログ展開の強化に対する意見でちらほらと否定的なものも見受けられて、そのそれぞれがそうかもしれないなと思う内容だったりもするから。」
執事「具体的にはどんな感じですかな?」
戯休「一度アナログ見捨てたくせに調子に乗るなとか、積み重ねた技術を人ごと失ってるだろうがとか、まぁ色々。」
君主「・・・だからと言って一概に今の技術を否定できる根拠とまではいかない気もします。」
戯休「うん。 だけど俺が裏付けもなく強く信頼してたのもまた事実。 もうちょっと否定的な目線で見始めて、その結果ハァハァするならそれこそベストさぁ。」
執事「しかし、意外な否定意見もあるものなんですなぁ。」
戯休「そういう人達からすれば、テクニクスチューンって言葉だけでも癪に障るかもね。 調子に乗って出しゃばるな!って。」
君主「失ったものをそのまま復活させるというのは相当困難ですが、新しい技術を今なりに発展させることは可能でしょうし、それだけの技術下地と企業の体力はあるでしょう。」
戯休「だから、各種デジタル系コンポは改めて支持されてるわけだしね。 これもデジタル系なわけだし、良くなってると期待していいんだろうなぁ・・。」


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