喜劇 眼の前旅館

短歌のブログ

短歌のような

2013-01-20 | 短歌について
定型に身を預けて支えられて立っている言葉は(どんなに美しくても面白くても)短歌というジャンルが滅びればかたちを保っていることができないのでともに消えてしまう。
言葉が言葉で自らを支えて立っている歌は短歌が滅びても何らかのかたまりとしては触わることができるはずだし、その残ったかたまりからもう一度短歌(のような何か)が生まれ直すこともあるかもしれない。

その、生まれ直したのちの短歌(のような何か)を触っているようなつもりで歌をつくったり読んだりしていきたいものだと思う。

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